ふみさんの日々雑感

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走れ!FC東京

2006-08-13 13:00:23 | FC東京とサッカー
浦和に完敗。浦和が強いと言うよりも、ウチがダメダメ。プロとアマの試合を見ているような、あまりにもお粗末。

ただ、じっとピッチの側で見ているだけの監督。最後はなすすべも無くベンチに座り込んだ監督。

ワンタッチで滑らかにボールも選手も動く浦和。止まって足元にボールをもらい、見方を見てからパスする東京。サイドをうまく使い、動き→パス、走り→パス、東京のディフェンスを抜けて行く浦和。やっとマイボールにしても、すぐに囲まれたり出し所がなく横パス、バックパスの東京。マイボールをもらいに行けず、見ている東京。

立ち上がりに失点。追いかけるその後の長い時間。走らない、それとも走れない?東京の選手。そして、得点無しのその後の失点。まるで、ディジャブのような試合。ソウルに一緒に行った友達と「あの、ソウルの試合と同じ試合展開ね」と。

昔、ゴールへゴールへと、ピッチ上の選手が追い越し追い越して走っていた姿はどこに行ったのだろう。負けているのに、点を取らなければならないのに、走らない選手。視野が狭くなって、どこに走ればいいのか、見方の位置関係が見えずに、簡単にボールを出せなくなっている選手達。

こうなったら、放り込みカウンターサッカーを、と思っても裏に抜けられる選手がいない。敵にとって、こんなに怖くない対戦相手はいないと思う。

サポーターもなすすべも無く、応援コールも出来ず、ただイライラと「走れ!動け!」と個々に声を枯らすだけ。

終わった後、ゴール裏に監督も来、ブーイングが始まったが、途切れてしまった。泣きながらゴール裏にくるモニワ。増嶋の泣き顔。打ちひしがれうなだれている選手達。どうしていいか戸惑っているようなゴール裏。

歓喜に爆発している赤い洪水に飲み込まれたように、心の底まで溺れて瀕死状態のような私の東京。今、思い出してもこみ上げて来るものがある。

どんな状態だろうと、次の試合に向けて準備をする私達。次の千葉戦に何時に待ち合わせようかと打ち合わせをする仲間達。もがき苦しむ選手達に、一緒にもがき苦しむからと、次の試合にも駆けつけるだろう大勢のサポーター達。皆、東京が好きだから。皆、東京以外のクラブを応援は出来ないから。皆、心の底まで青と赤に染まってしまったから。

私はどんな時でも“FC東京”が好きです。“FC東京の選手達”が好きです。

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