新聞の「子どもの貧困」についての記事を読み、悲しくなった。
08年のOECDの調査で、24の主要国中、日本だけが「子どもの貧困率が上昇しているというのだ。
貧困率とは、全国民の中央値の半分に満たない手取り所得しかない国民の割合を示す。
この間のニュースでも、日本国民の貧困率が大幅に上昇しているとの記事があったが、子どもの貧困率も上昇している。
政府は100年に一度の危機という事で、経済対策として超大型の補正予算案を国会に提出した。
それは、とても経済的弱者に向けた政策とは思えない。車や家電を買い換えろ、贈与税を負けるから家を買え、あそこにもここにもとドーンと税金をばらまく。
今でさえも、国の借金は考えられないほどの額が積みあがっているのに、その上にまだまだ積み上げて行く。沢山の無駄という穴の開いたバケツの穴は塞がないで、そのまま水を入れているようで怖くなる。
そして、果たして経済的効果があるというのだろうか。何年後かの消費税の大幅アップを考えると、私は怖くてお金を使えない。
この間、冷蔵庫が壊れたので2010年省エネ対応の冷蔵庫を買った。地デジ対応のTVを買いたいと思っているが、まだまだ立派に働いてくれるので、ヤッパリ、このままギリギリまで見続けるつもりだ。
日本では夫と専業主婦と子ども二人の標準家庭がある。数々の手当ても税金もその単位で考えられている。そこから外れた人達には辛い社会環境だと思う。母子家庭、夫婦で働かなくては生活出来ない貧困世帯、派遣・アルバイト・期間従業員、わずかな年金の高齢者、介護老人を抱える未婚の娘や息子達・・・。
どこにも希望を見出せない貧困といわれる層の人達。立派な車と立派なスーツを着た人達の声は政治家には聞こえすぎるほど聞こえるが、そうでない人達の呻きは言葉として届かない。
私は子どもが小さくて専業主婦の時もあったが、パートで扶養手当内の働きも、正社員の働きも経験した。そして年金を貰える年になって思うのは、日本では一番恵まれているのは、標準家庭の家族単位なんだなと。それも、大企業の。
生涯専業主婦で生活出来る人は、やっぱ恵まれている。現役で勤めていた時も、少ない給料ながら税金等は沢山、納めてきた。
そして、年金がもらえるようになって初めてわかった事がある。年金にも専業主婦手当てがあるなんて知らなかった。サラリーマンの主婦は年金を納めなくても、自分の年金をもらえる。その上、年金にも専業主婦手当てもあるなんて、そこまで差別されるとは思わなかった。
せめて、生まれる所を選べない子ども達には、何よりも最優先で暖かい対策を考えてもらえないだろうか。安心して、生活を、そして勉強が出来る環境を考えてもらいたい。子どもたちにこそ、差別なく幸せを感じてもらいたい。
08年のOECDの調査で、24の主要国中、日本だけが「子どもの貧困率が上昇しているというのだ。
貧困率とは、全国民の中央値の半分に満たない手取り所得しかない国民の割合を示す。
この間のニュースでも、日本国民の貧困率が大幅に上昇しているとの記事があったが、子どもの貧困率も上昇している。
政府は100年に一度の危機という事で、経済対策として超大型の補正予算案を国会に提出した。
それは、とても経済的弱者に向けた政策とは思えない。車や家電を買い換えろ、贈与税を負けるから家を買え、あそこにもここにもとドーンと税金をばらまく。
今でさえも、国の借金は考えられないほどの額が積みあがっているのに、その上にまだまだ積み上げて行く。沢山の無駄という穴の開いたバケツの穴は塞がないで、そのまま水を入れているようで怖くなる。
そして、果たして経済的効果があるというのだろうか。何年後かの消費税の大幅アップを考えると、私は怖くてお金を使えない。
この間、冷蔵庫が壊れたので2010年省エネ対応の冷蔵庫を買った。地デジ対応のTVを買いたいと思っているが、まだまだ立派に働いてくれるので、ヤッパリ、このままギリギリまで見続けるつもりだ。
日本では夫と専業主婦と子ども二人の標準家庭がある。数々の手当ても税金もその単位で考えられている。そこから外れた人達には辛い社会環境だと思う。母子家庭、夫婦で働かなくては生活出来ない貧困世帯、派遣・アルバイト・期間従業員、わずかな年金の高齢者、介護老人を抱える未婚の娘や息子達・・・。
どこにも希望を見出せない貧困といわれる層の人達。立派な車と立派なスーツを着た人達の声は政治家には聞こえすぎるほど聞こえるが、そうでない人達の呻きは言葉として届かない。
私は子どもが小さくて専業主婦の時もあったが、パートで扶養手当内の働きも、正社員の働きも経験した。そして年金を貰える年になって思うのは、日本では一番恵まれているのは、標準家庭の家族単位なんだなと。それも、大企業の。
生涯専業主婦で生活出来る人は、やっぱ恵まれている。現役で勤めていた時も、少ない給料ながら税金等は沢山、納めてきた。
そして、年金がもらえるようになって初めてわかった事がある。年金にも専業主婦手当てがあるなんて知らなかった。サラリーマンの主婦は年金を納めなくても、自分の年金をもらえる。その上、年金にも専業主婦手当てもあるなんて、そこまで差別されるとは思わなかった。
せめて、生まれる所を選べない子ども達には、何よりも最優先で暖かい対策を考えてもらえないだろうか。安心して、生活を、そして勉強が出来る環境を考えてもらいたい。子どもたちにこそ、差別なく幸せを感じてもらいたい。