ふみさんの日々雑感

生活の事、家族の事、大好きなサッカーの事・・・日々いろいろ

中高年の登山

2009-07-21 09:15:26 | Weblog
このところ、中高年の登山者の遭難が増えていると新聞で読んだ。

北海道でも、何人かの中高年の登山者が遭難し、亡くなられた。

私の姉も登山が大好きである。まだ、私が独身の頃は、山登りに連れて行かれた。私と行く時は、そんなに高い山には登らないが、何回も連れて行かれた。確かに、頂上に着いての360度の景色は素晴らしいし、途中の苦しさなんて忘れて、又、来たいなと思う。

先週、遭難のニュースをTVで見ていて、娘が「ねーちゃん(私の姉をそう呼ぶ)大丈夫?」と心配する。

ずっと以前に姉が「遭難しそうになって、恐ろしかった」と言った事があり、その時に「もう、若くないのだから、登山は止めて山歩きにしなさいよ」と言ったが。

先週金曜日の夜に電話して「北海道の遭難で死者が出ているけど、ねーちゃんは山、どうなの?」と言ったら「実は、明日から仲間と山形の鳥海山に行く」と言われてビックリ!

土日が高速千円なので、仲間と車で、土曜日に行って日曜日に帰ってくると言う。

「土日は東北地方は天気予報では荒れ模様なんだから、絶対に無理したらダメよ。せっかく来たんだからといって登らないでよ。温泉に入って帰ってきなさいよ」と、強く言った。

日曜日、夜遅くに帰ってきたら、姉から留守電が入っていた。「あまりにも雨が酷いので登らなかった」と。安心した。

でも、もしかしたら、北海道の遭難死の事がなかったら、登っていたかもと思った。

姉と話していて思うのは、何十年も登山を経験してきた人は、自分が若くないという事は頭に無い。自分だけは大丈夫と思っている。そして、登山を止めるつもりは全然無い。

私は、せいぜい近くの里山を散策するのが、自分に合っていると思っている。姉も、もうそろそろ、登山ではなく、山歩きか、ハイキング程度にしてほしい。今度、会ったら「何かあった時に、人に迷惑のかかる趣味はリタイヤする年頃だよ」と言うつもりだ。



コメント
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