地震が多い気がする

最近、大きな地震が多いような気がする。

チリで大きな地震があり、その前のハイチの地震が霞んでしまった。確か、その前にスマトラでも大きな地震があった。その前には、中国でもあったっけ。その前には新潟でも大きな地震があった。

本当に大きな地震が頻繁に起こっているような気がするが、気のせいなのか。

地震国の日本は、どこで地震があっても不思議は無い。随分、前から東京で大地震が起こると言われている。非常持ち出しだの、耐震構造にとか、家具の転倒防止とか、いろいろ言われている。

私も、家具には転倒防止も、食器棚や本箱のガラス戸が地震で開かないような装置も取り付けてある。水だの非常食等もそろえてあるが、実際に地震が来てみないと、ＯＫなのか分からない。

誰もが、自分には不都合な事は起こらないと、平和に暮らしている。

悲惨な被災地をＴＶで見ながら、やっぱり人ごとと思っている。

チリ地震の前日から当日にかけて、ビデオに録画しておいた映画を見ていた。題名は　「合衆国壊滅／Ｍ１０.５」のⅠとⅡ。それも、両方合わせて６時間の大作。

それこそ、合衆国でＭ１０位の群発地震が発生し、最終的には北アメリカ大陸が幾つかに分裂するのである。

大地が揺れ、高層ビル群が崩れ落ち、大地が割れ、津波が町を襲い、火山が爆発する。順番に発生して進んで行く群発地震の方向を変える為に、原爆を地下深くで爆発させたり。

そんな光景を時には笑いながら見ていたが、笑い事では無くなった。

そして、現実のチリ地震が起こり、ＴＶは日本に向かう津波で一色になった。

地震は人間の力では防ぎようがない。原始的に怖い。

東京の“Ｘデー”に私はどこにいて何をしているのだろう。それとも、何事も無く彼岸の父の所に逝っているのだろうか…。