ふみさんの日々雑感

生活の事、家族の事、大好きなサッカーの事・・・日々いろいろ

母に会いに行って来た

2012-07-21 21:03:54 | 年老いた母
一泊で母に会いに行って来た。

父が亡くなってから安城の姉の所に引き取られていた母。

姉が癌の手術をする事になり、特養に入れてもらった。

その姉も、癌の再発で亡くなってしまい、そのまま特養でお世話になっている。

姉が亡くなった時、私がこっちに引き取ろうと、あちこち動き回り、やっと何とか近くの特養にお世話になれる所まで話が進んだが、夫が急に入院し2ヶ月くらいで亡くなってしまった。

そんなこんなで、母をこっちに引き取る話は白紙になってしまった。

こっちに住んでいない母を、特養に入れるには本当に難しい。

姉が生きていた時は、年に何回も姉の所に遊びに行った。だから新幹線の中で、溢れる思い出で辛くなった。

姉の家は、今、姉の夫が一人で住んでいる。

台所、風呂、トイレ、リビングと綺麗に広くリフォームして、やっと住みやすくなったと喜んでいた姉は、何年住めたのだろう。

山が好きで、旅行が好きで、スポーツが好きで、誰よりも行動派だった。

お仏壇に向かってお参りしていると、止めども無く涙が溢れる。辛い、悲しい、寂しい、会いたい。

姉の夫と、母がお世話になっている特養に行った。

新しいので本当に綺麗な所だ。若いスタッフの方達が良くしてくれる。本当に有りがたいと思う。

いつものように、私を認めると泣きだす。私も、母の手を握り、涙を押さえる。

ちゃんと私の名前は覚えてくれている。妹夫婦が5月の連休に会いに来たが、それは全然覚えていない。

「どうしてここにいるんだろう。」と。一応説明をするが、理解は出来ない。家に帰りたいだろうに帰りたいとは言えない母。

この間までは、「はっちゃんはどうして来ない」 と私の姉の事を言っていたが、今は、それも言わなくなった。

名古屋へ戻りホテルで一泊して、又、電車で安城に向かった。駅に姉の長男の家族が迎えに来てくれ、一緒に又母の所に行った。

母は、私の顔を見て、泣きだした。昨日、私と会った事は忘れて覚えていない。

姉の長男の事は覚えている。

もっと、会いに行ってやりたいと思う。でも、駅を降りてから母のいる特養までが遠い。圧倒的な車社会なので、公共機関が発達していない。バスは、2時間に一本しかないし、バス停も遠い。かといって、駅からタクシーではとても…。

秋に又来るからね、と母と別れて来た。その時、「ハルオさんに会いたい」 と言った。私の夫を大好きだった母。まだ、彼が亡くなった事は言っていない。母に会いに行く時には、いつも二人一緒だった。フッと思い出したのか。

年を取ると辛い事や寂しい事が増えて来るなアと思う。

母のいる特養














コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする