昨日、稲城の里山の中で、毎年今頃「竹あかりコンサート」が開かれる。
誘われて、初めて行って来た。
暗くなり始めた里山に、三々五々と人々が集まって来た。
外灯の無い山道の両側には、竹をカットしてその中にキャンドルがともされたほのかな明かりが点々と続いている。
林の中では、皆、思い思いにシートを広げて座っている。
その周りにも、竹のキャンドルが置かれている。そして、細い枝の先に吊るされた蚊取り線香が、ホタルのように点々と。
真っ暗になった林の中に、ステージが暖かそうな明かりに浮かび上がる。
クーペさん、しほさん、チェロの大塚さん、そして、名前を忘れたが、ジャズを歌った人。
歌声が、暗い林の中の木々の間を漂い、夜空に伸びやかに消えて行く。
題名は忘れたが、青い空を子や孫たちに残して行こう、という内容の歌。そして、40年前に作ったという「答えは土の中」 という歌が、まるで今の時代を歌っているようで印象的だった。
脳梗塞で、ちょっと歩行が大変という、クーペさんの 「がんばろう」 の歌。
夜の林にチェロの音色は幻想的で素晴らしかった。
帰り、ライトを照らして歩く山道の草が濡れている。「あれ、夜露かしら」 と言ったら、「細かい雨が降っているよ」 と。
林の中では分からなかったが、濡れるような濡れないような小ぬか雨が降っていた。
「良かったね。又、来年も来ようね」 と駅で別れた。
本当に、素敵なコンサートだった。
誘われて、初めて行って来た。
暗くなり始めた里山に、三々五々と人々が集まって来た。
外灯の無い山道の両側には、竹をカットしてその中にキャンドルがともされたほのかな明かりが点々と続いている。
林の中では、皆、思い思いにシートを広げて座っている。
その周りにも、竹のキャンドルが置かれている。そして、細い枝の先に吊るされた蚊取り線香が、ホタルのように点々と。
真っ暗になった林の中に、ステージが暖かそうな明かりに浮かび上がる。
クーペさん、しほさん、チェロの大塚さん、そして、名前を忘れたが、ジャズを歌った人。
歌声が、暗い林の中の木々の間を漂い、夜空に伸びやかに消えて行く。
題名は忘れたが、青い空を子や孫たちに残して行こう、という内容の歌。そして、40年前に作ったという「答えは土の中」 という歌が、まるで今の時代を歌っているようで印象的だった。
脳梗塞で、ちょっと歩行が大変という、クーペさんの 「がんばろう」 の歌。
夜の林にチェロの音色は幻想的で素晴らしかった。
帰り、ライトを照らして歩く山道の草が濡れている。「あれ、夜露かしら」 と言ったら、「細かい雨が降っているよ」 と。
林の中では分からなかったが、濡れるような濡れないような小ぬか雨が降っていた。
「良かったね。又、来年も来ようね」 と駅で別れた。
本当に、素敵なコンサートだった。