歌舞伎は、ずっと昔、夫の取引先の招待で2回見た事がある。
それっきり、縁のない世界だった。
でも、歌舞伎と言えば、思い出す人がいる。
FC東京を応援し始めた時、仲間だった一人の女性。
フリーのライターをしていて、FC東京の選手達のインタビューを記事に書いたりしていた。そして、西が丘で 「ユキヒコーー!、ユッキー!」 と、私達と一緒に黄色い声を張り上げていた。
「徹夜で記事を書いていた」 と言って、サッカーの試合の間中、コックリコックリしていた時もあった。
皆で、モチロン、その女性も一緒に、飲んで食べておしゃべりして楽しい時を沢山、過ごした。
そのうちに、彼女は、歌舞伎役者のインタビューと記事の仕事が入り、しょっちゅう彼らの楽屋に行くようになった。
「凄く、カッコ良くて、綺麗で」 と、そっちの世界に、うっとりとのめり込んで行った。
だんだん、サッカー観戦に来なくなった。
「ユッキーもいなくなったし」 と、完全に、向こうの世界に移籍してしまい、私達の世界に帰って来なくなった。
フラッと来ても、「もう、知っている人がいない」 と、こっちの世界はつまらなそうだった。
彼女は、きっと、勘三郎さんのお別れに泣いている事だろう。
私も、TVで、大竹しのぶさんのお別れの言葉に、夫や姉の葬儀の事を思い出し、涙がこぼれた。
まだまだ、これからの人が亡くなるのは、誰であっても悲しい。きっと、たくさんの思いを残して旅立って行った事だろう。
ご冥福をお祈りしています。
それっきり、縁のない世界だった。
でも、歌舞伎と言えば、思い出す人がいる。
FC東京を応援し始めた時、仲間だった一人の女性。
フリーのライターをしていて、FC東京の選手達のインタビューを記事に書いたりしていた。そして、西が丘で 「ユキヒコーー!、ユッキー!」 と、私達と一緒に黄色い声を張り上げていた。
「徹夜で記事を書いていた」 と言って、サッカーの試合の間中、コックリコックリしていた時もあった。
皆で、モチロン、その女性も一緒に、飲んで食べておしゃべりして楽しい時を沢山、過ごした。
そのうちに、彼女は、歌舞伎役者のインタビューと記事の仕事が入り、しょっちゅう彼らの楽屋に行くようになった。
「凄く、カッコ良くて、綺麗で」 と、そっちの世界に、うっとりとのめり込んで行った。
だんだん、サッカー観戦に来なくなった。
「ユッキーもいなくなったし」 と、完全に、向こうの世界に移籍してしまい、私達の世界に帰って来なくなった。
フラッと来ても、「もう、知っている人がいない」 と、こっちの世界はつまらなそうだった。
彼女は、きっと、勘三郎さんのお別れに泣いている事だろう。
私も、TVで、大竹しのぶさんのお別れの言葉に、夫や姉の葬儀の事を思い出し、涙がこぼれた。
まだまだ、これからの人が亡くなるのは、誰であっても悲しい。きっと、たくさんの思いを残して旅立って行った事だろう。
ご冥福をお祈りしています。