昨日、フッと気が付いたら、雪が降っていた。
外は雨が降っていたのは知っていたが、夢中で本を読んでいて、何となく窓の外を見たら、いつの間にか雪が降っていた。
友達と、「冬なんだから、雪が降らないかしらね。一度くらいは雪景色を見たいよね」 と言っていたが。
私自身が雪国出身なので、雪が降ると何となく嬉しい。
子供の頃、ただひたすら降り積む雪を見ていた事がある。
庭木も隣の家もすべてが白い世界に溶け込んで、聞こえるのはサラサラサラと降り積む粉雪のささやき。
空想の世界に心を遊ばせながら、ただただ、無心に見つめていた雪。
動く物は無い世界で、少しづつ少しづつ雪の嵩が増して行く。
今と違って、子供の頃、雪は沢山降ったように思うが、幻想だったのだろうかと思う事がある。
田舎に住む妹に聞くと、「今年も、雪は少ないよ」 といつも言う。
子供の頃は、道路はバスの通る道しか除雪されていなかった。脇道は、踏み固められた雪道を歩いたものだ。
そして、道が坂道だったら、ソリに乗って遊んだ。大人に危ないとか邪魔だとか言われた事はなかったように思う。どこもかしこも、それこそ、溢れる程の子供達がいた時代。
今は、ほとんど、お年寄りだけで、子供達を見ない。寂しい風景の田舎になってしまった。
そして、今は脇道の奥まで車が入る。車が必需品になっているので、各家が小型の除雪機を備えていて車が入るように道の雪を吹き飛ばしている。
便利になったものだなと思う。
今日は、晴天の朝。
朝日に、家々の屋根の雪がきらめいていた。
外は雨が降っていたのは知っていたが、夢中で本を読んでいて、何となく窓の外を見たら、いつの間にか雪が降っていた。
友達と、「冬なんだから、雪が降らないかしらね。一度くらいは雪景色を見たいよね」 と言っていたが。
私自身が雪国出身なので、雪が降ると何となく嬉しい。
子供の頃、ただひたすら降り積む雪を見ていた事がある。
庭木も隣の家もすべてが白い世界に溶け込んで、聞こえるのはサラサラサラと降り積む粉雪のささやき。
空想の世界に心を遊ばせながら、ただただ、無心に見つめていた雪。
動く物は無い世界で、少しづつ少しづつ雪の嵩が増して行く。
今と違って、子供の頃、雪は沢山降ったように思うが、幻想だったのだろうかと思う事がある。
田舎に住む妹に聞くと、「今年も、雪は少ないよ」 といつも言う。
子供の頃は、道路はバスの通る道しか除雪されていなかった。脇道は、踏み固められた雪道を歩いたものだ。
そして、道が坂道だったら、ソリに乗って遊んだ。大人に危ないとか邪魔だとか言われた事はなかったように思う。どこもかしこも、それこそ、溢れる程の子供達がいた時代。
今は、ほとんど、お年寄りだけで、子供達を見ない。寂しい風景の田舎になってしまった。
そして、今は脇道の奥まで車が入る。車が必需品になっているので、各家が小型の除雪機を備えていて車が入るように道の雪を吹き飛ばしている。
便利になったものだなと思う。
今日は、晴天の朝。
朝日に、家々の屋根の雪がきらめいていた。