この前の、神戸戦にイニエスタを見たいので行くと言っていた娘の家族が、結局はイニエスタが出なかったので、止めて、鳥栖のトーレスを見に来るという。
この間まで、あんまり、サッカー観戦に行きたがらなかったゆうなが、「サッカー行く?」と聞くと「行く」と言う。
去年まで、実物の「ドロンパ怖い」と言い、ゴール裏の応援に怯えたり、あるいは試合中に「お散歩」と言ってコンコースで走り回っていたり。
今年、リーグ戦が始まる前のマリノスとの試合で、ドロンパのフワフワで遊んだ。トランポリンが大好きなゆうなは、大喜びだった。
だから、7月の横浜戦に来たゆうなは、大喜びでドロンパのフワフワでピョンピョンと遊んだ。もっとと言ったが、もうキックオフの7時になるし、暗くなるので終わりと言われた。
鳥栖戦は、沢山の観客が来るので「招待券の交換に時間がかかると思うから、早く来た方がいいよ」と言ったが、到着したのは始まるちょっと前だった。
仲間に「ゆうなちゃん、大きくなったね」と言われ、23番ショウヤのTシャツで皆と同じようにユルネバには、ゆうな用の小さいタオルマフラーを掲げて、何やら歌っていた。
選手入場には、青赤ライトを振って大喜び。こんなにサッカー観戦時に楽しそうにしていたのは初めて。
「楽しい?」
「うん、楽しい」と、何やらゴール裏の応援歌を真似していた。
私のピンクの水筒で冷たいお茶を飲むのが大好きなゆうなは、全部飲んでしまい、ハーフタイムにお父さんがトイレに連れて行く事にし、私もお茶を買いながら一緒に行った。
男性用も女性用も大行列。あらあら・・・
それで、フッと思い出し「誰でもトイレに行こう」と。
おじさんが二人待っていたけど、先に入れてもらった。
いままで、オムツの時には、行列には関係なく直ぐにトイレに入れたが、これからは、ハーフタイムではなく、トイレは試合中に連れて行かないといけないと思った。
試合を見ながら「ねえ、ふーちゃん、ピョンピョンしたい」とゆうな。
「もう、暗いからピョンピョン出来ないんだよ」
「どうして?」
「電気がつかないから、暗くてピョンピョンできないの。今度は、もっと明るい時に来てピョンピョンしょうね」
お母さんたちと焼きそばやカラアゲを食べたり、応援に合わせて手を叩いたりしながら、それなりに退屈しない。
もう少し大きくなって両親が来なくても、私が連れて来て東京のファンにするのが私の夢。
ゆうなのお父さんは、横浜のファンなので、横浜のサポーターにするつもりだけど。
そして、試合。
最近、よく見る試合内容。
シュートを打たない、シュートが決まらない。
太田のコーナーキックやクロスには、可能性が感じられない。
サイドを追い越して駆け上がる選手もいない。カウンターも出来ない。
3万以上の沢山の観客が入ったのに・・・。
前日に、横浜FCの試合を見に行った友達が、「横浜FC強かったよ。今の東京では横浜FCには勝てないよ」と言った。
あ~あ、なんで勝てなくなったのだろう、何で点を取れないのだろう。
それでも、まだ3位にいるのが不思議な気がする。
でも、次からは、勝てなければ順位は落ちて行くだろうなア。
中断前の勝ち進んでいた頃が、夢だったような気がする。そして、いつもの東京に戻ったような・・・。
しかし、広島は凄い。城福さん独走ですね・・・。
名古屋も凄い。サポーターが楽しそう・・・。
でも、次は勝てるだろう、次は面白いサッカーを見せてくれるだろう、と私達はスタジアムへ向かう。
審判が終了の笛を鳴らすまで、必死に応援する。
アウエィでもホームでも、その日は朝から東京の事を考えている。絶対に勝ち点 “3” をと。
ゆうなたちは、帰りが混むからと終了少し前に帰って行った。
確かに帰りは、大渋滞。
でも、午前中から特急が臨時停車していて飛田給から、人々の群れが溢れていたコンサート会場は静まり返っていた。終了時間が早かったらしい。
これからも、コンサートが重なる時には、終了時間をずらして欲しい。
次回こそ、勝ち点 “3” を。
ガンバレ! トーキョー!!