一回目の友達とは、違う友達と「ボヘミアン・ラプソディー」を観に行って来た。
その彼女は、日本人、外国人とを問わずに結構、ライブに行っている。
XJAPANやエグザイルなら分かるが、外国のミュージシャンは聞いても私には分からない。
観てから昼食にするか、昼食を食べてから観るかと聞いたら、観てから食べるというので、朝早く出た。
この間もそうだったが、平日だったので年配の人が多い。
2回目なので、今度はストーリーを追わなくてもいいので、余裕で観ていたが、それでも引き込まれて行った。
フレディ役の俳優が、段々、本物になって行くのが凄いなと思った。もう、フレディその人として見ている自分がいる。
彼は、TVドラマでは、細くて小柄なちょっと精神的に不安定な変な主役をやっていた。
でも、最後のライブシーンで、開場に入って行く後ろ姿は、フレディそのものになっていた。
そして、2回目の方が、泣けた。
映画として、本当に良く出来ていると思う。
彼が、男との事も、何となく匂わせるだけ。だから、どんな人達でも素直に見れるのだと思う。
そして、彼がエイズで医者の診察を受け、帰る夕方(の日の光だと思う)の廊下を帰るシーンがいいなと思う。エイズ患者との小さな心の触れ合い・・・何か、そこから私の心が、彼のクライマックスへと盛り上がっていったように思う。
この映画は、ドキュメンタリーでは無い。
観客を楽しませてくれるエンターテイメントとして最高!
娘にも勧めた。もし行くなら一緒に行ってもいいよ、と。
「なら、行こうかな」と娘は笑っていた。