快晴の暖かい休日。
東京を応援出来る試合も少なくなったな、と思いながらスタジアムに向かった。
電車の中も、電車降りても、スタジアムへの道も、入場ゲート前も、中のコンコースも、いつもよりはるかに人が多い。
今日から、入場制限が緩和されたんだと、改めて思った。
そして、サッカーの試合をリアルに観戦し応援したいと思っていた人々が、待ってましたと集まったのだろう。
スタジアムの席が青赤で埋まって行くのを見るのは、凄くウキウキワクワクする。
そして、久しぶりに聞く太鼓の響きと、いつもよりも大きな拍手の音。
久しぶりに見る、ゴール裏の立って応援するサポーター。
声は出せないけど、まだまだコロナは収まっていないけど、それでも久しぶりにサッカーの日常が戻って来たような、高揚感を感じる。
早く大声で歌いたいと、ユルネバを心の中でスタジアムに広がる青空に向かって歌う。
今日は、絶対に勝って、手が痛くなるほど手拍子で応援するから。
私でもそうなんだから、選手達も、スタジアムに入って来て、沢山の人々と太鼓と拍手に奮い立った事と思う。
その私達に応えるように、前半にオウンゴールも含めて3点をネットに叩き込んだ。
スタジアムは、太鼓と拍手と声の無い雄叫びが響き渡る。
そして、後半の何よりも嬉しい森重のゴール。
家でDAZNで見直した時に、アナウンサーが「モリゲが」と言って「森重」と言い直したのに笑った。
止めの4点目を決めて、本当に嬉しかった。
そして、「眠らない街」を皆で歌いたかった。
帰りは、いつもの正面出口前の待ち合わせ場所で、仲間を待った。
今年、初めての観戦だというママも来ていて、本当に勝って良かった。
次回の横浜戦は、娘の夫のマリノスサポーターの上ちゃんと孫と一緒に行きたかったけど、孫の七五三のお祝いで、上ちゃんの実家に行く事になっているので、家で応援する事にした。
今年は、一度もアウェイに行っていない。
もうすっかり、地元に引きこもりになってしまった。
娘に「お母さん、お金が貯まったでしょ」と笑われた。
そうかも。来年はアウエィに行けたらいいな。
ガンバレ!! トーキョー!!