稲城市の「稲城市議会・市民自治を前進させる会」が主催して、栄村の前村長 高橋氏を招いて「実践的住民自治の村づくり」のお話があり、聞きに行った。
会場に入りきらない程の人々が集まっていた。
結論を言えば、国に頼るのではなく、自分達の生活は自分たちで、知恵と労働とお金を出し合って、安心と安全を守り、希望を持てる身の丈にあった自治を作り上げて行こう、という事だった。
道路も田んぼの区画整理も、国の補助金を当てにしたやり方では、村人の望む形には合わないし、金もかかる。それで、村民と職員と話し合いう。重機は役場が所有していて、臨時職員で編成する作業班で作業を行う。
住宅密集地の都会と違い、過疎地の田舎での下水道事業は、莫大な金がかかる。でも、栄村は個々の家に汚水処理設備を取り付ける。それも、年金で暮らす高齢者に負担がかからないように、役場から貸与という形にする。だから、保守管理も役場が責任を持って行う。
過疎化で高齢化の村での、豪雪害対策も介護問題も、まず住民の安心安全が元にある。その場合でも、支払いは収入により払ってもらう。又、携わる人も、無償ボランティアでは無く村が雇い賃金は払う。
どんな事でも、官民一緒に知恵を出し合う。そして、栄村に住んでいて良かったと思える事が何よりも大事な事と、前村長さんは言う。
「地方自治の根幹は住民自治である。その目標は実践的住民自治である。実践的住民自治は、公共の経営過程に住民が直接参加し、公共空間を拡大し、かつ、新しい価値を創造していくことである。公共事業に依存する陳情行政と政治行政のヒエラルヒーを改革し、相互扶助を基本とする真の地方自治を確立する」
と、基本概念を語られる。
そして、村の子供たちの教育の為に、お金は出せないが名誉教授として来てくれないかとの新聞広告に、沢山の有名人が応募してくれたそうだ。あの、発光ダイオードの中村氏も村に来て、子供達に物理の授業をしてくれたそうだ。
日本の政治も、民主党のコンクリートから人々の暮らしへと、世の中の流れが変わって来ている。
稲城市には稲城市の、素晴らしさがある。今、稲城市では住宅開発が、遅れて来たバブル時のように、着工され、又、予定されている。でも、今は、そんな時代ではない。どこの駅に降りても、同じような風景が広がっている今、駅前に広がる緑の里山の風景は貴重だ。オンリーワンの緑の宝石だと思う。
稲城市の憲章にあるように「太陽と緑をたいせつに、土の香りのまち」が、今の時代、高らかに世間に向けて発信して行ける看板だと思い、又、まち作りの基本に据えて良い事だと思う。
稲城市が掲げる平和都市宣言の中の言葉のように、官民一緒になって住みやすい稲城市を作って行きたいと、高橋前村長さんの話を聞きながら、心からそう思った。
「市民憲章の心を基本理念として、私たちは真の平和と幸せを望み、このまちに住み、このまちを愛し、いつまでも平和で友愛に満ちた心のふるさと、稲城をつくるために努力しています。」
会場に入りきらない程の人々が集まっていた。
結論を言えば、国に頼るのではなく、自分達の生活は自分たちで、知恵と労働とお金を出し合って、安心と安全を守り、希望を持てる身の丈にあった自治を作り上げて行こう、という事だった。
道路も田んぼの区画整理も、国の補助金を当てにしたやり方では、村人の望む形には合わないし、金もかかる。それで、村民と職員と話し合いう。重機は役場が所有していて、臨時職員で編成する作業班で作業を行う。
住宅密集地の都会と違い、過疎地の田舎での下水道事業は、莫大な金がかかる。でも、栄村は個々の家に汚水処理設備を取り付ける。それも、年金で暮らす高齢者に負担がかからないように、役場から貸与という形にする。だから、保守管理も役場が責任を持って行う。
過疎化で高齢化の村での、豪雪害対策も介護問題も、まず住民の安心安全が元にある。その場合でも、支払いは収入により払ってもらう。又、携わる人も、無償ボランティアでは無く村が雇い賃金は払う。
どんな事でも、官民一緒に知恵を出し合う。そして、栄村に住んでいて良かったと思える事が何よりも大事な事と、前村長さんは言う。
「地方自治の根幹は住民自治である。その目標は実践的住民自治である。実践的住民自治は、公共の経営過程に住民が直接参加し、公共空間を拡大し、かつ、新しい価値を創造していくことである。公共事業に依存する陳情行政と政治行政のヒエラルヒーを改革し、相互扶助を基本とする真の地方自治を確立する」
と、基本概念を語られる。
そして、村の子供たちの教育の為に、お金は出せないが名誉教授として来てくれないかとの新聞広告に、沢山の有名人が応募してくれたそうだ。あの、発光ダイオードの中村氏も村に来て、子供達に物理の授業をしてくれたそうだ。
日本の政治も、民主党のコンクリートから人々の暮らしへと、世の中の流れが変わって来ている。
稲城市には稲城市の、素晴らしさがある。今、稲城市では住宅開発が、遅れて来たバブル時のように、着工され、又、予定されている。でも、今は、そんな時代ではない。どこの駅に降りても、同じような風景が広がっている今、駅前に広がる緑の里山の風景は貴重だ。オンリーワンの緑の宝石だと思う。
稲城市の憲章にあるように「太陽と緑をたいせつに、土の香りのまち」が、今の時代、高らかに世間に向けて発信して行ける看板だと思い、又、まち作りの基本に据えて良い事だと思う。
稲城市が掲げる平和都市宣言の中の言葉のように、官民一緒になって住みやすい稲城市を作って行きたいと、高橋前村長さんの話を聞きながら、心からそう思った。
「市民憲章の心を基本理念として、私たちは真の平和と幸せを望み、このまちに住み、このまちを愛し、いつまでも平和で友愛に満ちた心のふるさと、稲城をつくるために努力しています。」
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