ふみさんの日々雑感

生活の事、家族の事、大好きなサッカーの事・・・日々いろいろ

山でスイカ

2013-08-10 09:17:40 | 南ちゃんと南山
昨日は、午後から畑仕事の日。暑くてどうしょうかな、と思った。

でも、午後の3時が近づいてくると、何か、ソワソワ。

山に入りたい!

それで、行こうと思ったら、元気になって来た。支度をして、3時頃、家を出る。

暑いから、誰も来ないかもしれない。でも、それでもいいやと、山の入り口に行くと、もう、もみじさんの自転車が止めてあった。

畑の小屋に着くと、まだ、鍵がかかっていて、多分、もみじさんの事だから、桜の広場を回ってくるのだろうと、鍵をあけていたら、もみじさんが現れた。

もみじさんは、道から畑に降りる階段が壊れかけているので、それを直すというので、私は一人で道具をもって一の森に行った。

下の道の近くで笹刈りをいた。綺麗にした所から生えて来た笹は、刈りやすい。稲刈りみたいに、カマで刈れる。



しばらくしたら、知り合いの農家の人が車で通った。挨拶をする。

上の方に場所を移して笹刈りをしていたら、ふうさんが来た。

日陰での作業は、この猛暑の日でも、そんなに苦にならない。時々、涼しい風が吹く。手を休めて冷たいお茶を飲んでいると、すーっと汗が引く。

下の道で、上半身裸になっている男性が、「降りて来て」 と呼んでいる。

ふうさんと、「あ、フェンスの畑のおじさんだ」 と。そう、さっき車で通った農家の人。

時々は、話しをする。そのおじさんが、小玉スイカを二つ持って来てくれたのだ。ありがたくいただく。

もみじさんが来ないから、畑に戻ってからスイカを食べようかと言っていたら、もみじさんが来た。

もう、そろそろ、終わりの時間になるので、スイカを食べてから帰ろうと。

カマをお茶で湿したティッシュで拭いてスイカを切り、かぶりつく。



水分がタップリで甘くて、美味しい!!

本当に、美味しい。

子供の頃を思い出すね、と言いながら種を飛ばした。

子供の頃、畑仕事を手伝わされた頃、こうして畑のスイカを割って食べた事があったなと。

冷蔵庫で冷えたスイカを綺麗に切って食べるスイカよりも、仕事をした後で、自然の中で食べる冷えていないスイカの、何と美味しい事か。



しばらく、いろいろな話をして、帰る事にした。途中、スイカをもらった農家の畑を通るので、そこで、農家の人としばらく話しをする。

「作物が綺麗に立派に育ってますね。羨ましいです。」
「南ちゃんも、よくやってるよね」
「私達は、おしゃべりばっかりで、もうちょっと面倒見ないといけないですね」 と笑った。

畑に戻ると、もみじさんが綺麗に階段を直してくれていた。



「綺麗になって良かったね。」
「ブラン(犬の名)のパパが通りかかって、笑われたよ」

土がサラサラとして、階段が落ち着かないので、まず、水をかけていたら、「何で、階段に水かけているの」 って。

しかし、ブランのパパには、本当によく山で会う。それだけ、しょっちゅうプブランの散歩をしているって事なんだな。プランは幸せだ。

南ちゃんの会を作って一番、嬉しかった事は、こうして地元の人達と知り合いになれた事。

そして、スイカをもらって、山の中で食べた幸せな時間。

ここに引っ越しをして来て、毎日、都心の会社に通っていた頃、定年後に、こんな幸せな時間を過ごせるとは思っていなかった。

南ちゃんと、南ちゃんと繋がる人々に感謝している。

収穫した夏野菜。



毎年、マヤランを愛でていた場所が、道を広げるために伐採され、太陽が当たるようになり、マヤランが出なくなった。何回、見に行ってもマヤランは出ていなかった。

それが、芽が出ているという。行ってみた。たった一本、もう花は終わったが、ひょろっと立っていた。車のタイヤにひかれてもおかしくない所に。

自然は逞しい。







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