父が亡くなって40日が過ぎた。もうというか、まだというか。日常の生活の慌ただしさに紛れて心の表面に現れて来ないが、いつも頭の片隅に父の顔が住みついている。外から帰って来て、タンスの上の父の写真を見ると「ああ、もういないんだ」とジ~ンとする。ほんのりと微笑んだ写真を見て、こんな表情をする事があったんだと、不思議な気がする。
姉に引き取られた母に会いたくなって、行って来た。やさしい姉に世話されて、とっても落ち着いていた。あの、父の入院・葬式の慌ただしい時の混乱した気持ちも強度の不安も母からは感じられず、可愛いおばあさんになっていた。
でも、朝起きるといつも混乱した気持ちになるらしい。自分がどこにいるのか、どうしてここにいるのか分からなくなるらしい。そして、とっても悲しい気持ちになると。
それはしょうがない事だと思う。生まれて87年の長きにわたり住んでいた家を離れ、57年も一緒に暮らした夫と永久に別れたのだもの、悲しく無いわけがない。だから「悲しかったら、我慢しないで泣いていいんだよ」と手を握り背をさすってやる。
花の好きな母の為に花苗を買って来て姉と花壇に植えた。私が漬ける為に用意してあった白菜も漬けた。漬物が大好きな母に「お正月になれば食べれるから」と。
どんなに姉がやさしくしてくれても、やっぱり、毎日毎日見つめていた田んぼと山の風景が恋しいのだろうと思う。これから雪が降り続き寒く暗い雪国の毎日よりは、太陽が一杯の太平洋側の方が住み易いと思うのだが。
お正月には行くからと言っていたけど、思いついて会いに行って来て良かった。泣いて喜んでくれた。お正月は姉の孫達が来るので、正月開けの連休に又、行くつもりだ。今度は夫と一緒に行く。
姉に引き取られた母に会いたくなって、行って来た。やさしい姉に世話されて、とっても落ち着いていた。あの、父の入院・葬式の慌ただしい時の混乱した気持ちも強度の不安も母からは感じられず、可愛いおばあさんになっていた。
でも、朝起きるといつも混乱した気持ちになるらしい。自分がどこにいるのか、どうしてここにいるのか分からなくなるらしい。そして、とっても悲しい気持ちになると。
それはしょうがない事だと思う。生まれて87年の長きにわたり住んでいた家を離れ、57年も一緒に暮らした夫と永久に別れたのだもの、悲しく無いわけがない。だから「悲しかったら、我慢しないで泣いていいんだよ」と手を握り背をさすってやる。
花の好きな母の為に花苗を買って来て姉と花壇に植えた。私が漬ける為に用意してあった白菜も漬けた。漬物が大好きな母に「お正月になれば食べれるから」と。
どんなに姉がやさしくしてくれても、やっぱり、毎日毎日見つめていた田んぼと山の風景が恋しいのだろうと思う。これから雪が降り続き寒く暗い雪国の毎日よりは、太陽が一杯の太平洋側の方が住み易いと思うのだが。
お正月には行くからと言っていたけど、思いついて会いに行って来て良かった。泣いて喜んでくれた。お正月は姉の孫達が来るので、正月開けの連休に又、行くつもりだ。今度は夫と一緒に行く。
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