献血

献血依頼のハガキが来たので、献血して来た。会社の隣の郵便局に年二回ほど献血車が来る。一度行ったら、毎回ハガキが来るようになった。

昔から注射は大嫌いだ。あの針を見るだけで鳥肌が立ちそう。映画やドラマでも注射のシーンは、絶対に目をそらす。正視できない。会社の健康診断でも血液を取るときは、ドキドキし、「よし！」と気合を入れる。

そんな私が、献血は何回も協力している。一回だけ、疲れがたまっていて、貧血で取れない事があったけど。針を刺される時は目をつむり、そっぽを向く。時には看護婦さんに笑われる事もあるけど・・・。

今回はカイロを渡され、握って手を温めて下さいと、言われた。「注射の恐怖で血の気が引いたかしら」と言ったら、ふっくらした看護婦さんがコロコロ笑った。

又、キティちゃんの「看護婦さんクリアファイル」を貰った。これがうれしい。会社の同僚がいつも欲しがる。「献血に行けばもらえるよう」と、言うと「絶対イヤ！」と首を振る。

今、ＢＳＥ問題で血液が不足していると言う。今回も強力している人が、大勢いるのには驚く。いつ自分が必要になるか分からないのだから、健康な証拠として、これからも出来るだけ強力して行こうと思う。

地震

ドーンと大きな音がして、揺れた。地震！
すぐにテレビをつけると、震度２か３でたいした事はない。でも、揺れはたいした事なかったけど、やっぱり地震は怖い。しばらくドキドキが、収まらなかった。特に家に一人でいると、外出中の夫や子供達の事が心配になる。

地震は怖い。いまだに高校生の頃に経験した、新潟地震の時の恐ろしさを忘れられない。ちょっとでも揺れると、固まってしまう。それに最近、日本中のいろいろな所で大きな地震が起こっている。今度は東京の番だと、実家の親は心配している。

誰でも、自分だけは大丈夫と思って生活している。地下鉄に乗っていても、車で高速道を走っていても、ガラスのビル群の下を歩いていても、そんな時に大災害が襲ってくるとは思っていない。私も含めて人事だと思っている。

政府だってそう。あんなに危機管理の為に、首都を移すと言っていたけど、うやむやになった。最初からそのつもりはなかったから総理官邸を新築したのだろうし。

人生なるようにしか、ならないと思っている。クヨクヨしてもしょうがないし、その時はその時。楽しい時は楽しく、辛い時は楽しい事を思い描いて、前向きに生きてきた。友達に「ホントにＢ型の生き方ね」と言われるけど、同じ一日なら、ニッコリと過ごしたい。たとえ心で泣く事があっても・・・