与勇輝展

与勇輝の人形展を見に行って来た。



彼の、人形展を見に行ったのは何回目だろう。

地方に行った時に、たまたま、美術館に与さんの人形が展示してあるというので、夫と入った事もある。
　
昔、どこのデパートで開催されたのか忘れたが、見に行って、その人形を見た時に思わず息をのんだ。

その、雰囲気が、忘れていた幼い頃を思い出させたから。

今回は、あの頃とは比べられないほどの、沢山の人形たちが、こっちを見つめていた。

また、会えたね、と思わず心の中でつぶやいた。

着物を着た人形たちは、本当に懐かしさを感ずる。

私が幼い頃の田舎では、母も亡くなったおばあちゃんも近所のおばちゃん達も、家でも野良仕事でも着物を着ている事が多かった。

童謡の「ふるさと」の風景も、もう、私が育った田舎には無くなった。父も母もいない。

いつも私のそばにいた夫も、いない。大好きな姉もいない。

人形たちが醸し出す雰囲気に、そんな諸々の懐かしい思い出が心に溢れて来る。

ふっくらとした頬を見ていると、孫のゆうなを思う。

亡くなった私のおばあちゃんや母や父や夫が、こうしてゆうなに繋がっているのだなと、何か、そんな事を考えて、胸が一杯になった。

過去には、争いで辛く悲しい思いをした子供たちが一杯いた。

未来へ向かって、子供たちが幸せに笑顔でいてくれる事を、本当に願う。

そんな事を思いながら、出口に近づいたら、思わず足が止まった。

出口の所に、兄と弟だろうか、しっかりと抱き合って険しい瞳で虚空を見つめる難民の子。

そこのプレートに書いてある言葉を手帳に写して来た。


＜希望＞

国どうしの争い。民族間のいざこざ。
いつも犠牲になるのは子ども達。
その瞳には醜い大人のエゴイズムは映らない。
あの清らかさ、輝く瞳、いつの日か風化してしまうであろう。
形こそ変化してゆくが争いは永遠に止まらない。
国連や国境なき医師団の方々、ユニセフや難民を助ける会など、多くの意志ある行動を忘れない。
そして希望も。


そして、出口の反対側の所に、所さんとたけしさんの人形があったのに、なぜかホッとした。


グッズ売り場で、写真集を買おうかなと思って、見本をパラパラと見たら、あまりにも色や光がクリア過ぎてやめた。

あの、古色蒼然とした手作りの雰囲気が、デジタルでの絵はがきみたいで・・・。

ＦＣ東京、長崎に大量点で勝利

去年、長崎がＪ１に昇格した時、仲間と「来年は、長崎観光に行こう」　と盛り上がった。

でも、日程が発表されて、友達が、次々と「その時期は無理」となった。

私一人でも行こうかなと、ギリギリまで迷って止めた。

昨日は、家に帰る途中、仲間のラインで東京が勝っているのを知った。

家に帰り、さっそくＤＺＡＮを見た。

結果が分かっているので、落ち着いて見られた。

それでも、一人興奮して、ゴールのたびに「ヤッター！」と、拍手。

久しぶりに、本当に久しぶりに楽しく興奮した。

現地まで行った人達が、私よりもっと楽しく興奮した事だろう。

そして、夜の長崎は、東京のサポーター達の乾杯の声と共に、地元の美味しい料理が次々と食されていった事だろう。羨ましい。

次は、水曜日の鹿島戦。

出来るなら、鹿島戦は土曜日か日曜日だったら良かったのに、と思う。

でも、出来る限り、沢山のサポーターが集まってくれたらいいな。

仲間達も、水曜日は、来れない人が多い。

彼女たちの分も、目一杯、応援しよう。

ガンバレ！　　トーキョー！！

もう一つの花見

毎年、桜の季節に、知的障がい者の、南山での散策＆お花見のお手伝いをする。

一の森で、シートを敷いたり準備をして、到着を待つ。



もう、何回も来ているので、お迎えに行かなくても大丈夫。

いつものメンバーが到着。引率の人もいつものメンバー。

彼らも、もう、何度も南山に来ていて、慣れているのでリラックスして一緒にあちこちと歩き回る。



そよ風に、桜の花びらが日の光を受けてキラキラと林の中を流れて行く。綺麗。





彼らの時間に合わせて、私達ものんびりとゆったりと、桜の乱舞を楽しむ。

食事中も、南ちゃんの会の時のようなランチタイムとは違ったおしゃべりの時間が流れる。

ゆったりと楽しい。

食後のコーヒーで、あちこちから回って来たお菓子をつまむ。

そして、十分に休憩して帰って行った。

南ちゃんのお花見

第一日曜日は、南ちゃんの会の活動日。

この時期は、毎年、一の森でヤマザクラのお花見会をする。









あちこちに芽を出した食べれる山菜を収穫して、現地で天ぷらにして食べる。











食べるものも飲むものも持ち寄っての宴会。



去年は、一の森の下段でシートを敷いて飲み食いしたが、今年は、とても暑くて、上の段の日陰で行った。

本当に、今年の気象は異常だと思う。去年は、まだまだかしら、と言っていたのに、今年はもう散り始めている。

お料理もいっぱい並び、手作りの種々の果実酒も並び、楽しい宴を催す。



素敵な森と、素敵な仲間達に乾杯。





芽を出したキンラン。

FC東京、ガンバに嬉しい勝利

訳もなく、勝てるかもと思いながら、いつもの時間に家を出て味スタに向かった。

ルバァンカップの新潟戦に、少し暖かくなって来たので（実際は夜だったので寒かった）今年初めてレプリカユニを着た。。そして、久しぶりに青と赤の色の靴も履いて行った。

そして、勝った。

だから、湘南戦にも、勝利のユニと靴で行った。そして、勝った。

だから、ガンバ戦にも、そのユニと靴で行った。そして、勝った。

次にスタジアムへ行くのはルバァンカップの鹿島戦。ユニと靴は必須アイテムになった。やっぱり勝つだろう。

そして、嬉しかったのは、入場口にナオくんがいて握手をした事。

いつも、荷物検査の時には奥の方に行くのに、なぜか、手前の荷物検査に行った。

そして、カードをピッとしたら、そこにナオくん！　ビックリ！





「ああもう、握手の手を放したくない」と言ったら、笑っていた。

そして、いつもの場所に仲間の分も席を確保し、近くの顔馴染みの人達と挨拶。

友達も集まって、試合が始まった。



久々に楽しい試合だった。

リョウヤとマコが出ているのが嬉しい。

去年、本当にＪ３で頑張っていた。

よく監督は、結果を出した選手を使うと言うが、ルヴァンで結果を出しても、Ｊリーグになると、去年まではいつものメンバーを使う事が多かった。

でも、長谷川監督は、調子のいい二人を使ってくれる。

私は、太田よりもリョウヤの方が、いいと思う。

Ｊ３で、コーナーキック、フリーキックで３回も前田さんの頭にピタッと当てた。そして、そのうち２点を決めている。

ガンバ戦でも、２点をアシストをしている。





そして東のゴールには、皆でビックリ。「ヒガシだよ。ヒガシ」と大騒ぎ。

３回もバンザイをしたのは、本当に久しぶり。仲間はもちろん、隣や後ろの手の届く範囲の人達とハイタッチ。

最後の交代にケイマンが出て来たのは、ちょっとビックリ。でも、彼は、結果的にあのシュートをクリアするための交代だったのかと、友達と「監督、凄い」と笑った。

「眠らない街」を歌い出すのが早くて、ちょっとドキドキしたけど、でも、気持ち良く歌えたなア。

友達に「３点だよ、３点とったよ」「でも、２失点だよ。差し引きやっぱり１点」と、笑いながら辛口。

２－０は怖いスコアだというが、本当にそうだ。

でも、追いつかれても、勝ち越し点を決めて突き放したのは、最高に嬉しい。





これからも、気を引き締めて勝利へ向かって戦って行ってほしい。

ガンバレ！！　トーキョー！！


久々のレオさん。「カラーズもよろしく」　と言いながら、観戦者を引率して行った。



ドロンパ。





スタジアムの桜と花々。















家に着いたら、満月。