art de vivre

ワインラヴァーであります。
日々を豊かにしてくれるワインと
お菓子作り、ちくちく手仕事、週末別荘のお話。

実りの秋とともに田舎暮らしのノウハウを学ぶのだ。

2009-10-19 23:27:36 | maison de campagne ~べっそう~
たぶん、今が一年中で一番いい季節。

スポーツの秋、読書の秋、芸術の秋、食欲の秋、実りの秋。
そう、我が別荘も思いがけない実りがいっぱーーーい!!

栗や柿やサトイモなどは見るからにその存在はわかってたのだけど、
ニラ、ミツバ、ウリ、エシャロット、小ネギなんかが
草刈りしたあとの庭にぽっぽ、ぽっぽと出てきた。

ここ2、3週は行ったらまずミツバを収穫する。
かごにいっぱい採れる。
ニラはそろそろ終わりかな。


隣のビニールハウスを横切って(不法侵入じゃん?)、
その向こうにある自分ちからスタコラやってきた草刈りM氏に尋ねた。
てっきり小ネギだと思ってたのが、
M氏『これはらっきょだべ。』
私『エシャロットみたいのですかねぇ?』
M氏『そ、エ、エ、エシャレットだんべ。
  (横文字はちょっと言いにくそう。。)
  こっちのかだまり(かたまり)になってんのがニンジンだっぺよ。』
私にはそれもネギにしか見えないのに、、
 "えっ、今ニンジンって言ったの?" …心の中でつぶやく。

以前、"ニンジン"って聞こえたのが本当は"年中"って言ったらしく、
わたしとM氏の話がかみ合わなくなって、
そばにいたオットが(わたしよりも変換率(山形弁→標準語)がよい!) すぐに訂正してくれたという経緯があって、
"ニンジン"って聞こえた途端オットの目を見た。
すかさずオットが"ネギ"と発音。
ああ~~、やっぱり。。
どう見てもぎざぎざ葉っぱのニンジンではないものなぁ…。
突っ込まなくてよかった、ほっ。
でもどうやったら"ネギ"を"ニンジン"って聞こえるように発音できるんだろ?不思議。
ともかくこれから"ニンジン"って聞こえたら要注意だな。。

食べられるのかな?って思って、
『これは何ウリ?』
『ハヤトウリだべよ、食えるっぺよ。』


たっくさんあるサトイモを掘り起こして洗ったのを見てM氏、
『洗わねえで土に埋めとくんだっぺよ。
 年中食えっから…。』
これはなぜかちゃんと"年中"と聞こえましたね。
学習の成果。

えっ?山形弁講座じゃないって。
そうそう、野菜の見分け方、保存の方法、食べ方講座でございます。

無知のわたしたちは、こうしてひとつひとつ田舎での暮らしを学んで行くのであります。

その夜サトイモを煮た。
別荘用に購入したシャトルシェフのお鍋で。


ほんの5分煮てあとは保温鍋に20分ほど入れておくとほっくほくの煮ものになる。
ここは水道代がかからないかわり、
電気代、ガス代が結構かかかるのだ。
週末だけで毎月3000円超すのって何よ、って感じなのでエコと節約を兼ねて購入した。
千葉の本宅でもシルバーのを使ってるけど、
煮豚、煮豆、枝豆ゆでたり、パスタゆでたりとすごく重宝しているのだ。
お芋もネットリ系ではなくてほくほく系のサトイモだったし、とてもおいしくできた。

でもでも、皮をむいてゆくうちに手の指が超かゆいかゆい。
サトイモをむいてこんなに赤くかゆくなるのは初めて。
また先週みたく ○▼※%■◎ なデキゴトにはなりたくないよぉ~~
ムヒを塗ってもほとんど治まらない。
小一時間かかってやっと治まる。
サトイモってしばらく保存しとかないとだめなのかな?

来週M氏に尋ねよう。
『サトイモって掘ってすぐに料理しちゃだめなんですかねぇ?』

わたしの頭の中でちゃんと答えが通訳できますように!