art de vivre

ワインラヴァーであります。
日々を豊かにしてくれるワインと
お菓子作り、ちくちく手仕事、週末別荘のお話。

Jazz at night

2016-01-09 19:11:39 | musique ~おんがく~
テレビを観てワッハッハと笑うのもいいけれど、
ちょっと疲れた時、たまにはテレビを消して音楽でも聴こう♪
ということで、夕べはジャジーな夜。
夫も帰宅し、ダイニングの灯りを消して小さなキャンドルのもと、
ジャズピアノを流しながら夕食♪



ビル・エヴァンスのアルバムのタイトルにもなっている
『Waltz for Debby』は大好きな曲。
ジャズに可愛らしいという形容は結び付かないけれど、
これは、それを見事に裏切ってまさに可愛らしくてキュートな曲。
他に言いようがない。
ジャケットの女の子、デビーでしょうね、シルエットが印象的。
曲とピッタリ!

キース・ジャレットの方は最近買ったアルバム。
『The Melody at Night,with You』
ほとんど聴いたことのない曲だけど
「Someone to Watch Over Me」は、よくテレビで流れる。
ああ~、この曲だったんだ!と、ガッテン。
プラウド野村不動産のCMの曲だ。
箱根駅伝ではCMタイムのたびに流れ、いささか閉口したけれど、
フラメンコギター奏者の沖仁さんの演奏で、
アレンジが so cool でしたね。

そういえば、今は見なくなった太田胃散のCMはショパンの「プレリュード」。
これってショパンの曲って知らない人多いんじゃないかな。
20小節にも満たない超短くゆったりした曲だけど、
なかなか弾けない難曲だ。

話はもどって、
キースの「My Wild Irish Rose」
「I Love You Porgy」
「Something to Remember You By」などもとてもいい。
「My Wild Irish Rose」は、奥様のRoseに捧げた曲ということ。
深い慈愛に満ちた静かなメロディー。
全体にそんなにきらびやかでもなく華やかでもないけれど、
無駄な音をそぎ落とし、必然の音だけが残ったような音楽。
大人のディナータイムによろしいようで。

2枚とも名盤の誉れ高い、珠玉のジャズピアノ。

オットは、その昔、学生時代ジャズドラマーだった。
今はギターをポロポロ弾くくらいだけど。
これらのアルバムが終わった後も、他のジャズピアノのCDを出してきて聴いた。
みんな心に染みるなぁ~~

こんな素敵な曲を教えてくれたのは、料理研究家の行正り香さん。
彼女からは、料理だけでなく、
ワインや音楽、インテリア、食器、絵画、そして子育てや生き方まで、
エッセイやblog、最近ではInstagramなどで教えてくれる。
むしろ私にはそちらの方がウエイト高いかも。
お陰さまで随分と世界が広がった。

他の音楽では、トランペッタ-、クリス・ボッティ。

イケメン(^^♪ だし、
もちろん、音色も素晴らしい。
トランペットってこんな甘く優しい音が出るんだ、と思う。
バラード調に奏でられるトランペットもいいものだ。

ラフマニノフのピアノもいい。

繰り返される静かなリフレインが忘れられない。
これぞ大人のディナータイムに、食後の語らいのBGMに。
豊かな時が流れる。


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