art de vivre

ワインラヴァーであります。
日々を豊かにしてくれるワインと
お菓子作り、ちくちく手仕事、週末別荘のお話。

イタリア旅行 ベネチア~フィレンツェ~ピサ~シエナ '08.10.5 ~ 6

2008-10-27 14:46:52 | etc. ~いろいろと~
10/5(日)ベネチア~フィレンツェ

船でサンマルコ寺院のある島へ。
右に左に寺院の丸屋根が見えてきて、
そのたびにサンマルコ寺院だと思うのだけど違う。
寺院はたくさんあるのだ。

島に着き、さっそく2組4人ずつでゴンドラに乗る。



こぎ手は結構若めの黒サングラスのカッコイイお兄さん。
添乗員さんの話だと
イタリア男性はおしゃべり好き!ということ。
マンマは家の中でご飯を作ったり、洗濯したりの働き者。
井戸端会議なるものはイタリアでは男性のお仕事!?
このお兄さんも前のゴンドラのお兄さんとずっと話している。
何をお話なんだろう??
イタリア語なのでさっぱり???
水路が狭く建物が近いせいか、
声が良く通りちょっとうるさい。
客へのサービスはありません。
ただただゴンドラをこいで水路を進むだけ・・・。
『Please sing a song!』ってお願いしたのだけどお断りされた。
ディズニーシーのお兄さんは唄ってくれたのにな・・・
唄ってくれれば、チップはずんだのにな・・・

水路もごく狭い範囲だったと思うのだけど
迷宮の都と言われるだけあり
さながら迷路の上を船で進んでいるようだった。

サンマルコ広場はとても広く土曜日と言うこともあり観光客もたくさん。
最近の地球温暖化で広場が水没することもあるとか・・・。
帰りがけに板をたくさん置いてあるところがあり、これで橋渡しをして
歩くんです・・・と添乗員さんのお話。

ベネチアングラスの工房を見学した後の少々の自由時間で、広場に
あるベネチア最古の「カフェ・フローリアン」でお茶。ホットチョ
コレートを頼む。9ユーロ也。
見た目ドロドロで相当濃厚なのだけど
脂肪分が少ないのか味はあっさりしていてとてもおいしい。
これまで飲んだホットチョコレートの中で一番の味だと思う。
さすがベネチア最古のカフェです。





でも、店内に客は少なく、店の前に広がるテラス席は皆無。
まだ時間が早いからでしょうか。
それともお値段がお高いからでしょうか。

それからお土産を探して街を歩く。
・・・といっても枝葉の通りはわからないし、
超の付く方向音痴のわたしたちは迷子になること間違いなし。
通ってきた道で見つけためぼしい店に入り、
とてもいい香りのするレースのポプリ、
ベネチアの風景を織り込んだ素敵なしおりなどを購入。

集合後、迷路のような通りを歩いてレストランへ。
イカスミのスパゲッッティ、イカとえびのフリッターなど。
イカスミは見た目と大違いであっさりととてもおいしい。
フリッターも軽く揚がっておいしくいただいた。
アコーディオンのおじさんが奏でる音楽がまた心地いい。





その後、いよいよサンマルコ寺院を見学。



かつて栄華を誇り地中海を支配した国、ベネチアの威光を感じさせる。
でもこんな水の上に造られた小さな街が
大きな権力を持ち周辺を支配したことはとても驚き。
サンマルコ寺院を中心とした宗教の偉大な力なのだろうか。

想像でしかなかった魅惑の街ベネチアを体験。
イタリアで一番行きたかったのはフィレンツェ、ベネチア。
もっともっと迷路で遊びたかったなぁ。
後ろ髪を引かれながら再び船で本土に戻る。

バスでフィレンツェへ。

10/6(月)ピサ~シエナ

フィレンツェのホテルを出てピサへ向かう。

斜塔であまりにも有名なピサ。
バスを降りてから、シャトルバスでピサへ。
バスの中は観光客でたいへん混み合い添乗員さんからカバンに気をつけての注意。
シャトルバスを降りて斜塔まで歩く。

斜塔はやっぱり異様だ。
他の建物の影から斜めにかしいだ姿が見える。
みんなが決まり決まって斜塔を支えるように写真を撮っている。
さあ、わたしたちも撮らなくっちゃ!!
斜塔を支えなくっちゃ!!



斜塔となった原因は3段目まで造ったところで起きた地盤沈下。
次の段から少し反対にかしげて造っていったそうだ。
言われてみれば若干そう見える。
ガリレオが物体の落下の実験をした場所でも有名ですね。

斜塔のある芝生はきれいなのだけど、
その右手はずっと屋台の店が並ぶ。
店の人はイタリア人じゃない。
同じような置物やスカーフとか絵はがき、カレンダーなど。
1件や2件じゃないから興ざめする。
せっかくの世界遺産が少しかわいそうな気もする。
この街で切手を購入、1枚85ユーロ。
ミラノのサンタ・マリア・デッレ・グラッチェ教会前で買った絵葉書が出せるよ。

自由行動の間、店を見て周り、
『集合25分だったっけ?』とSちゃん。
『50分だよ!』と自信満々のわたし。
45分くらいまでのんきに見て回って集合場所に近づくと
さかもっちゃん♂が、わたしたちを探していた。

集合は25分だったんだよ ==3
あわわわっ、やっちゃったぁ~
みんなはもうすでにレストランへ。
ごめんね~ Sちゃん。。

さかもっちゃん♂は、心配して集合場所でわたしたちを待っていてくれたのだ。
なんてやさしい!!
さかもっちゃん♂に感謝感謝!!

この旅の教訓。
集合時間をしっかり覚える。
これ以降、集合時間はメモメモ。
一日のうちに何回も集合がかかるので
記憶が前後しちゃうのだ。
老化現象の始まり。
わたしは内心ショックを受ける。

レストランへ、ツアーのみなさんに『すみません。。』と誤りながら入る。
食事はおいしくなく、とりあえずおなかの中に入れる感じ。

さあ、気を取り直して次へ。

またシャトルバスに乗り、わたしたちのバスまで戻る。

この後シエナへとバスは向かう。

シエナに着いたところでバスを降りて、あたりの風景を写真撮影。
赤い屋根の家々が、起伏のある土地の上に
同じように起伏を持って建っている様は独特の眺めだ。
車窓から見た、トスカーナのなだらかな丘陵地帯が自然に思い浮かぶ。
ガイドさんの案内で聖ドメニコ教会へ。
教会脇に、ジプシーの物乞いの老婆が。
物乞いはその後あちこちの教会で見かけた。

教会の中には、聖カテリーナの頭のミイラが置いてある。
キリスト教は、火葬ではなく土葬にするらしい。
なのでこうして頭蓋骨もそのまま残るのか。

さて、シエナのメインに入る。
石畳の道が続き、両側にはブランド品のお店や
食料品店、マクドナルドもある。
ちなみにイタリアのマクドナルドは看板が赤と黄色ではない。
黒っぽくシックなたたずまい。
マクドナルドとシックはミスマッチのようだけれど
なんだかとってもオシャレ。
息子の行ったパリも同じくとてもシックなマックだったらしい。

さまざまな店があり見ているだけでも楽しい。

道路脇に金ぴかの人物が立っていて
銅像かと思いきや、
あらビックリ!! 通行人がコインを投げると動き出す。
すごいパフォーマーだ。
止まっているとまばたきすらしない。



シエナの町は、中が町内会に分かれていて
それぞれにおもしろい名前がついている。
ヘビ、カメ、、、イモムシまである。
イモムシ町内会なんて楽しそう!



世界で一番美しいと言われるカンポ広場までやってきた。
とても広い!広場は平らではなく、すり鉢状になっている。
周りには建物が立ち並び観光客がたくさん。
この広場の周りで年に一回競馬が開かれるという。



さて、この広場近くのトイレに行く。
(イタリアのトイレはほとんど有料、50セント
 しかも便座がないところがほとんどだし、
 水が流れなかったりトラブル多し)
入るときに払ったのに出るときにも要求される。
そんなところはここが最初で最後だった。
人質かっ?
1セント払って出る。
1回のトイレに100円(日本の感覚で)必要なんてね~
食事のときの水だとかトイレだとか
日本ではただで当たり前のサービスがただではないのは
なんとも損をした気分になる。

チップ制度もしかり。
外国から日本に来た人は、
チップのない日本をなんていい国だって思うらしい。
そうだろうな~~

広場までくるときに見かけた食料品店で
バジルペーストを購入。
他の店も見たかったのだけれど時間がなく断念。

この日の夕飯は中華。
塩っけのうすいパスタにパサパサの硬いパンは もうちょっとごめ
んモードだったのでうれしい。
チャーハン、麻婆豆腐、鶏の炒め物、白菜の炒め物 etc.
お米の国から来た人々にはとてもうれしいメニューでした。

フィレンツェ泊。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿