
中村医院
所在地:中央区築地2-1-15
構造・階数:木・2
解体年:1996(平成8)頃
Photo 1995.6.20
銅板張りの看板建築状の医院。撮影後ほどなくして解体されたらしい。
通りがかりに撮ったので全景がなく、何のお店だったのか、そしてどこで撮ったのか、記憶が曖昧だったのだが、いろいろ調べてようやくそれらしき場所が分かった。
そしてその後、「ぼくの近代建築コレクション」でこのディテールを持つ建物の全景写真を発見。いわゆる商店などではなく、医院だったことをようやく知った。1980年代に既に医院としては営業しておらず、仕舞屋になっていたようだ。
銅板張りなので看板建築だと思っていたが、全景を見ると入母屋屋根の木造2階建て家屋で、普通の看板建築のように屋根小屋部分を隠してはいない。通り沿いのファサードはどう見ても看板建築だが、全景はそうではないというちょっと変わったタイプの銅板張り家屋だった。
四角い模様や、ルーバー状にも見える模様が特徴的。2Fの手摺もなかなか凝ったデザインだ。
ぼくの近代建築コレクション > 中村医院/築地2丁目
Tokyo Lost Architecture
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