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ニューグリーンビル
所在地:中野区 中野2-23
構造・階数:RC・6F
建築年:1963(昭和38)
解体年:2019(令和元)
Photo 2018.6.7
JR中野駅南口を出て、線路沿いに東へ行った場所にあったオフィスビル。
中野駅南口周辺では超高層複合ビルを建てる市街地再開発事業が始められていて、東京都住宅供給公社住宅が解体されたが、隣接地にあったこのビルも昨年7〜8月頃に解体された。ただ、このビルの敷地は南口周辺の再開発とは別なようで、再開発地区の東側に新しく整備される区画道路の東側にあたる。
コーナーが丸められていて、窓の上側には庇状の囲みがある。開口部をコンクリートで囲むのは、耐震性を持たせるためだというが、上側だけでもある程度効果はあるのだろうか? 一方、北側の小窓は規則性があるような無いような並び方。
写真の部分は北側の道路に面した部分で、実際は南北にやや長いコの字型をしていたようだ。Google Mapを見るまで気がつかなかったので写真は撮っていなかった。
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北東角は階段室やエレベーター室だったらしい。ただ、その塔屋北側に張り付けられたこのカーブした壁はなんだったのだろう? ニューグリーンビルだから緑色だったのかもしれないが、何か理由があっての形なのか、単なるデザインだったのかは知らず。
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カーブした緑色の壁の左下には袖看板の跡があり、上の方にはビル名の文字が付いていたのではないかと思われる跡が見える。
衝立のような壁は日射しによって陰ができ、建物に独特の表情を与えていた。
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玄関わきのモザイクタイル壁画。こういうものは最近は造られない。昭和30〜40年代の建物らしい雰囲気が出ていた。
Tokyo Lost Architecture
#失われた建物 中野区 #オフィス #住宅系 #モダニズム