
井門邸
所在地:新宿区 中落合3-18
構造・階数:木・2F
解体年:2018(平成30)
備考 :目白文化村の分譲時に造られた建物
Photo 2006.2.19
目白文化村と呼ばれる住宅地内にあった洋風住宅。
一帯の分譲は大正時代後期に始まったそうだが、この住宅はその時に建てられたもので、戦災でも被災せずに使われてきたものだったようだ。
きれいに手入れして住んでおられたが、2018年末に訪れたところ解体されて更地になってしまっていた。Google Street Viewの2018年4月の写真には写っているので、その年の秋に解体されたらしい。
Photo 2015.12.22
玄関わきに張り出した部屋があるのが特徴的。2階の窓などは新しいサッシに替えられていたが、玄関の扉や張り出し部分の窓は木枠で、瀟洒な姿を見せていた。目白文化村でも戦前の住宅は次第に少なくなっていて、数えるほどになっている。
Tokyo Lost Architecture
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