呉服町通りの街並み
所在地:静岡市葵区呉服町 札の辻交差点
Photo 1997.5.4
5年前の呉服町通りの街並み。この記事の写真3枚は、全て青葉通り・七間町通り間の西側。呉服町通りは土日祝日の日中は歩行者天国。
呉服町通りでは、1940(昭和15)年の静岡大火を機に不燃化が構想され、戦後の1957〜58(昭和32〜33)年に、防火帯建築と呼ばれる3〜4階建ての共同建物が建てられたという。写真左手の長い4階建てがその防火帯建築。
呉服町の歴史
札の辻交差点に面した数軒は共同建て替えには参加しなかった、ということなのだろうな。また、写真右手の七間町通り側に面しているフランセの建物は、右外の隣接建物とは軒高や階高が揃っていないようで、耐火の雑居ビルだが、連続した共同建物ではないようだ。
角から2軒目と3軒目は現在も変わっていない。角地の建物は現在はRC打ち放しの2F建て。この撮影当時は木造2階看板建築だったのだろうか?
呉服町ビル Photo 2016.8.18
呉服町ビルは4階建て。小学生の頃、この2階か3階にあった英会話教室に行かされていた。通り側に通路があって、1スパン毎に部屋があったような記憶がある。
壁面に描かれたカメラの絵は1階にあったワタナベカメラのもの。中高生の頃はDPEを頼んだりしたが、いつのまにか閉店していた。
1階の店舗はいろいろ入れ替わっているが、シャッター通りにはならず呉服町は比較的賑やか。
歩道上空の金属質の庇は90年代に設置されたもの。
呉服町ビル Photo 2016.8.18
同じ呉服町ビルを駅に近い側から。 角部分の上階は外装が改装されているが、ここも同一建物。庇の下を歩いていると一つずつの店舗なので気付かないが、道の反対側から見ると長い建物であることに気づく。少し古びて見えるが、できた時にはモダンに見えたのだろうなと思われる。
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