都市徘徊blog

徒然まちあるき日記

デジタル写真の整理方法

2008-07-04 | 写真・カメラ
 昔の写真を引っ張り出したくなる機会も増えてきたが、フィルム写真とデジタル写真が混在するようになったことと、合計の枚数が膨大になってきたことで、検索に手間取ることが増えてきた。頭の中ではたしか撮ったんだけどなぁと思っていても、該当する写真を見つけ出すことができず、諦めてしまうこともときどき発生する。
 次第に、日付順管理もしながら、場所別・地域別検索もできるようにしたくなってきた。更にフィルム、デジタルに関係なく写真を見つけ出したい、と思うようになった。様々な検索に耐える整理方法を模索した結果、最近はフィルムのデジタル化を進めている。

●ネガフィルム・ポジフィルム
 まずデジタル化する。自分でやっても良いが、面倒なので写真店に依頼することが多い。お金が少々掛かるので徐々にしか進まないが、昔のフィルムを現在、順次デジタル化中。
 デジタル化を写真店に依頼した場合、デジタル化された写真データは、フィルム5本分が1枚のCD-Rに入ってくるが、これだとしょっちゅうCD-Rを出し入れせねばならず、検索しにくい。そこで写真データファイルのみを外付けハードディスクにコピーして蓄積し、いつでも全部を閲覧できるようにする。
 更に、改めて撮影日、フィルムナンバー、コマナンバーをふりなおして整理する。

例:1996年9月24日に撮影、Film No.324、コマNo.05
  19960924-32405.JPG
 ファイル名の整理にはリネームソフトを使用する。私が使用しているのは「ReNamer X」というフリーソフト。

 ただし、拙著「東京の階段」で使用した昔の写真は、オリジナルのネガから出版社が別にスキャンしたもの。写真店でデジタル化するとJPEGデータになるが、出版にはEPSやTIFFなどの方が向いているらしい。そこで手もとのJPEGデータで閲覧して、もとのフィルムを探し出し、フィルムを出版社に預け、再スキャンしてもらうという方法を採った。

●デジタル写真
 デジタル写真も、撮影年月日とカメラが付ける通し番号を組み合わせたファイル名にする。
例:2008年6月25日に撮影、カメラが付けた通し番号(その日の撮影順がわかればよい。)
  20080625-1208.jpg

●デジタル化したファイルは場所別、建物別・対象別に整理する。例えば、
東京都 > 02中央区 > 銀座 > 三愛ドリームセンター
 というようにフォルダを作成。この中に三愛ドリームセンターの写真を新旧取り混ぜて全て入れる。


 フォルダをたどって、三愛ドリームセンターのフォルダを見れば、昔の写真から現在まで、いろいろな時代に撮った三愛ドリームセンターの写真を全て見ることができる。
 フォルダのヒエラルキーは、画像の枚数に応じて弾力的に変える。枚数が少ない場合は地区名フォルダまでにしておき、画像管理ソフトを使ってまとめて見て探す。

 ちなみに私は区の配列は、以下のように、01千代田区~23江戸川区、としている。


 東京都の場合、内側の区から渦巻き型に記載していく並べ方がある。しばしば統計表などで記載される順番で、1番目が千代田区、以下中央区、港区、新宿区・・・と続く。日頃の私の行動範囲も都心中心であることもあり、この順番でのフォルダ構成を採用している。
 隣接する区が隣のフォルダになることが多いので、慣れてしまうと50音順より遙かに探しやすい。余談だが、これはネット上で23区のなんらかのリストを公開する方にもお勧め。私のHPのリストもそうしている。

 50音順だと、足立区、荒川区、板橋区、江戸川区、大田区、葛飾区、北区、江東区、品川区、渋谷区、新宿区、杉並区、墨田区、世田谷区、台東区、千代田区、中央区、豊島区、中野区、練馬区、文京区、港区、目黒区、となるが、都心と周辺が混在して方面もバラバラになるので、私はイメージしにくい。

 区の下の町名は、詳細に分ける場合と、おおまかな場合がある。町の範囲が入り組んでいたり小さいと却って整理しにくいので、神楽坂界隈、秋葉原周辺などと、地域名や界隈の通称にしている場合もある。

●外付けハードディスクを2台用いて、定期的にバックアップをとる。
 全ての写真をハードディスク保管しようとすると、パソコン本体では苦しいので、外付けの大容量ハードディスクを用いる。現時点では250GBを使用しているが、もっと大きい方が本当は良いかもしれない。
 1台だと壊れた時に全部が一気に失われるので、2台を使用。2台が同時に両方壊れる確率は低い。以前に1台のハードディスクで作業していて、痛い目に遭っているので、写真以外のもろもろのデータも、2台のハードディスクでバックアップすることを心がけている。

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フィルムの整理方法と写真の閲覧

2008-07-02 | 写真・カメラ
・フィルムに通し番号を付ける。
 ネガは市販のフィルムシートに入れて、ナンバー順にファイリングする。
 ポジはマウントにフィルムナンバー、コマナンバーを記入して、単純にナンバー順に整理する。アマチュアなのでスリーブ状態での保管はしていない。


・データベースを作成して検索に用いる。
 ファイルメーカーProを使ってデータベースを作成。
 フィルムNo.、撮影日、地域、撮影対象、使用カメラ、ネガポジ白黒の別などを記入。
 探し出すときはデータベース検索をしてFilm No.、撮影年月を把握し、該当するネガファイル、スライド、写真アルバムを見つける。

 この調子で大学時代から10年以上やってきたのだが、枚数が大量になってくると、探し出すのが難しくなってきた。パソコン上で言葉でデータベース検索をかけて、日付を確認して写真を探すのは、正確だが手間が掛かるやり方で、せっかくシステムを構築しても、使い勝手が悪くなってきた。
 日付順にも整理でき、地域別・場所別にも整理しておきたいという欲求が増してきたが、プリントベースではほぼこれは不可能。

 データベースに撮影対象を全て記載するのも結構面倒な作業だ。忘れたりわからなかったりすることも多い。これに関しては、現場でこまめに記録すること、あとから住宅地図などで調べること、などをやるしかない。できるだけ記入しようとは思っていたが、つい忘れることが多い。
 プロ写真家ではないので、絞りやシャッタースピード、露出補正値などの記録は撮っていない。←面倒なのでやってないだけ。デジタルの場合はexifデータを見れば良いので、今はなおさら無精になっている。

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階段写真の整理方法

2008-07-01 | 写真・カメラ
 階段写真は資料的な利用が多いので、別途整理している。
 プリントはカードに貼り付け(京大式:B6横)→場所別にファイルするか、BOXに投入して管理。


 階段No.、区名(区ナンバー)、町名(50音順)、番地、フィルムNo.(階段以外も含めて共通のNo.)、撮影日、備考を記載。

記載事項
No.0035、区No.04(新宿区)、町名(あらきちょう)、10番地
フィルムNo.172、撮影日1994.9.1
所在地:新宿区荒木町10
備考 :策の池わきから料亭千葉前へ至る階段
 裏面に備考詳細を書くこともあるが、カード作成に手間が掛かるため、データベースの内容を充実化する作業はあまり進んでいない。カード印刷には、Canonのワープロ(Canoword)を使用していた。

 同様のものをファイルメーカーProでデータベース管理している。ただし画像も見られる状態にすると、動作が重くなるのでテキストのみ。
 2000年頃以降、デジタルカメラをメインに使用するようになったため、管理方法が根本的に変化した。このため現在は、プリントをカード状にして整理するのは停止。
 また最近は、データベースをまるごと徐々にデジタル化、ウェブ化中。→東京の階段 DB
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