ぽてと倶楽部

じゃがいも伝来の地 『長崎』
雲仙普賢岳の裾野に広がるじゃがいも畑。
ここ愛野町は北海道に次ぐ「ポテト王国」です。

デジマ原種芋

2008-12-25 | じゃがいも(デジマ)
きょうは春作用の種芋を選別確保しました。
春作の種芋は秋作で収穫した分から確保します。

また、既に来年の春作植付けのデジマ原種芋(写真)も届いています。
昨年までは信州JA諏訪より原種芋を取っていましたが、
今回はホクレンJA女満別産のデジマの原種芋を仕入れました。





当地では毎年1回種芋の更新をしており、原種芋は春作と一緒に植え付けます。
原種芋を直に全ての圃場に植え付けるとなると、かなりの量の原種芋が必要になり、
費用もかかる為、春に収穫した原種芋の子供を秋作用の種芋として用います。
翌年春作の種芋は秋作で収穫した中から、種芋用として一定量を確保しておきます。

つまり、仕入れた原種芋を親とすると、春に植え付け収穫した子供ジャガイモは、
全て秋作の種芋となり、秋作で収穫するジャガイモは孫ということです。
その翌年の春作で収穫するのはひ孫になるわけです。
この春作のひ孫のジャガイモの収穫で終了し、また新しい種芋から始まります。

原種芋の生産は種芋生産農家が担当するわけで、当然、その上の「原々種芋」があります。
この原々種芋を仕入れて自家栽培をすると、一世代早くなることになります。
そうすることで、最近は病気に強いジャガイモの栽培を図ろうとしているようです。


こう書いているうちに疑問がでてきた。
その「原々種芋」は何処で栽培され、種(しゅ)が維持されているのか?
つまり、信州、北海道でも栽培されているデジマの原種芋のルーツである。
おそらくどこかに「育苗センター」のような所があるはず。
最初は種子からはじまるのか?

明日でも調べてみます。




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