ぽてと倶楽部

じゃがいも伝来の地 『長崎』
雲仙普賢岳の裾野に広がるじゃがいも畑。
ここ愛野町は北海道に次ぐ「ポテト王国」です。

JAよ、もっと謙虚になれ!

2009-02-18 | 米づくり(にこまる)
平成21年産水稲栽培講習会に参加してきました。
内容は今年の普通作水稲栽培と特別栽培米にこまる栽培講習である。

大半は昼の部に出席したのか、夜の部は空席が目立つ。
先日、「にこまる」の特Aランクインが
プレスアップされたばかりというのに会場は平静そのもの。

県、JAの担当者の話をよそに「やっぱりヒノヒカリが美味かばい。」
参加者の中には長老が多かったせいか、こんな声が多く聞かれた。
20年近くヒノヒカリを栽培してきて、味に慣れてしまっているのか?

半分はJAに対する不満もあるのだろう。
にこまるの栽培を奨励する割には、仮渡し価格はヒノヒカリより安い。
全国のブランド米と肩を並べるようになったわけで高価格で売れるはず。
言っている事が矛盾している。

JA出荷の場合、仮渡し価格というものがあり、
出荷時の一時金みたいなもので、残額は販売高に応じて1年半後に精算される。
その年の米価は、いくらで売れたのか2年越しの管理が必要になるわけだ。

それとは反対に生産資材等の購買代金は、翌月には口座から引き落とされる。
これって農業簿記?それともJA簿記?と突っ込んだことがある。

「生産者に代わって販売してやっているんだ」という、
JAの考えは捨てないと完全に生産者からソッポを向かれてしまうぞ。

いずれにしても、生産技術に関しては、経験の多い長老の話しが的確で、
生産資材も量販店で調達出来るし、販売についても早くJA離れが必要のようだ。




ランキングに参加しています。 
クリックで応援をお願いします。

日記@BlogRanking









コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする