遭難のプロセスが分かったような

今朝もどんよりとした雲が低く垂れ込めていたが、
降水確率は低かったので「ヤマ」へ行くことにした。

海抜100mもない山だったが、ガスが立ち込めて林内は薄暗かった。
少しの先も見えないぐらいで、尾根を移動していると
知らないうちにまったく見当違いの場所へ移動していた。

太陽も出ず、視界不良の状態の林内では自分の居場所が分からない。
図面があっても人間の思い込みは恐い。

頼りになるのがコンパスとGPS。頭の中をリセットして、
何とか軌道修正して次の調査地点へ到達したが約１時間のロス。

これが祟り、最後の調査中に突然の雷雨に襲われ、
まるで梅雨の時期の雨のようなレインシャワーの波状攻撃。
戻るに戻れず、全員濡れ鼠の状態に。

この時期、この雨、いったい何なんだ。
植付けを残したジャガイモ畑も気になるところ。




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