ぽてと倶楽部

じゃがいも伝来の地 『長崎』
雲仙普賢岳の裾野に広がるじゃがいも畑。
ここ愛野町は北海道に次ぐ「ポテト王国」です。

稲の開花

2012-09-01 | 米づくり(にこまる)
稲は晴れた日の午前中に清楚な花を咲かせます。



普通はなかなか見る機会がないと思いますが花びらはありません。

1本の穂は、穂先から順番に花が咲き、
1つの稲の花が咲いているのは約2時間ぐらいです。

穂の全部が咲き終わるまでに、1週間ぐらいかかります。
少しずつずらして花を咲かせるのは、
子孫を確実に残すための稲の仕組みといえます。

この時期は花を傷つけないためにも
出来るだけ田んぼに入らないようにします。



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にこまる出穂確認

2012-09-01 | 米づくり(にこまる)
2つの台風が通過している間に出穂が始まっていた。



台風が接近している時にはまだ確認出来なかったのですが、
あっという間にここまでなっています。

ヒノヒカリが先週には出穂が始まっていたので
今年は早いと思っていましたがほぼ例年と変わらないようで、
ヒノヒカリに比べて3~4日ほど遅いぐらいでしょうか。

田んぼで一番早い「走り穂」が出て、
その後、約半数の茎が出穂する時期を「出穂期」、
すべての穂が揃うと「穂揃い期」と言います。
今の状況はちょうど「出穂期」といえるでしょう。

この後、稲は葉で光合成をしてブドウ糖を生産し穂に溜めます。
いわゆるこれが、私たちが食べるお米というわけです。

これから登熟までの期間は、
晴天が続き光合成量が大きくなることが大切です。

出穂後に晴れて暑い日が続くとおいしいお米が出来ます。
私たちにとっては厳しい残暑も、稲にとっては恵みとなるわけです。

それにしても15号、14号とほぼ同じコースを辿って
九州直撃しなかったのが幸いでした。
しかし、まだこれからが台風のシーズンで油断は出来ません。



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