ぽてと倶楽部

じゃがいも伝来の地 『長崎』
雲仙普賢岳の裾野に広がるじゃがいも畑。
ここ愛野町は北海道に次ぐ「ポテト王国」です。

早かったヒノの出穂

2013-08-23 | 米づくり(にこまる)
お隣の田んぼのヒノヒカリはいつの間にか出穂しています。
今年は早めの6月20日に田植えされていたので、
シュミレーションでは25日の予定がちょっと早い出穂となったようです。

今年の好天続きで全体的に出穂は例年より4~5日早いようで、
「にこまる」も来週早々には出穂になるかもしれません。



暑いということは、生育が早いということで、
昼間の日照が多いため光合成が進みますが、
夕方になっても気温が高いので蒸散が激しくなる。

そうなると、稲は自分の体温を下げるために、
昼間に蓄積したエネルギーを使うので
お米の品質低下につながるそうです。

つまり、米粒が膨らむために必要なエネルギーが、
蒸散作用で奪われてしまうので、
粒が荒くなる=白くなる。それが腹白、乳白粒のもとになります。

早いところ猛暑と熱帯夜から解放されて欲しいのですが・・・





幸いなことに、きのうの夕方から空模様が怪しくなり、
昨日までの猛暑が嘘のように今朝は雨模様になりました。

今月4日以降は一滴の雨も降っておらず、ジャガイモ畑はカラカラの状態。
田んぼの用水もひっ迫してきており、
水路を流れる水量も少なくなくなっていたところだ。









おおよそ20日ぶりのお湿りにはなったが、
明日ぐらいまでは降水確率60%になっておりもう少し期待したいところだ。



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暑さにも負けず・・・

2013-08-22 | よもやま話
こちら福岡二丈海岸。

まだまだ真夏日。





この時期、米どころの田んぼは様々な顔をしています。



出穂直前の田んぼ。



穂揃い期を迎えた田んぼ。



頭を垂れてきた田んぼ。



黄色く色付いてきた田んぼ。

こちら道を挟んで、それぞれお隣り同士の田んぼです。
「夢つくし」、「元気つくし」・・・何でしょうかね?

穂肥投入の後遺症、足腰の筋肉痛がピークで車の乗り降りが辛い。



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穂肥の投入終了

2013-08-21 | 米づくり(にこまる)
この暑さに加えて足元の悪さ。
今朝になって足に筋肉痛の後遺症が残っている。

今年のように穂肥の投入で苦労したのは初めてです。
猛暑続きの割には中干しが効いておらず、
これでいて最終的に作柄も悪いとなると救われませんね。





BBヒカリNK1号 10アール当たり 0~20kg

ゼロというのは繁茂している田んぼは省略しました。
というのも田んぼの中に入りづらいというか、
もうこれ以上田んぼに入りたくなかったというのが本音かも・・・

今年の猛暑と好天続きで各地とも早い出穂で、
稲刈りも例年より早まるようなニュースも伝わってきています。

きのうは地元の報道記者からもニュース取材の申し込みの電話があったが、
今年の異常気象で東北地方の長雨による日照不足、
それと正反対に西日本の猛暑続きは稲作にどう影響するか。

そうでなくても今の日本、
東日本大震災による田んぼの津波被害、
フクイチ原発事故にともなう風評被害に加え、
今年、全国的に不作となると米不足の状態に陥ることも考えられる。

国内には備蓄米があるので、何年か前のように
米不足ですぐに外国から輸入とはならないだろうが、
来年は減反がなくなることも想定しておいたほうがよさそうだ。



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猛暑の中で穂肥投入

2013-08-20 | 米づくり(にこまる)
きのうは久しぶりにスッキリした青空がひろがり、
西風が吹いて秋の気配さえ感じられた。

穂肥の投入には絶好の天気と勇んで田んぼへ向かう。
しかし、一人が防除しているぐらいで周囲には誰もいない。

順調に穂肥の投入も進み、2枚の田んぼに投入を終えた頃にちょうどお昼。
気温はぐんぐん上昇、すでにシャツは汗でぐっしょり。



午後になって風もなくなり、最悪のパターンでとにかく暑い。
日差しはジリジリと強くなり、汗が目に入って痛い。

さらに、心配していた中干しが効いておらず足元はズブズブ。
次第に意識ももうろうと・・・・思わず軽トラの陰に逃げ込む。



それでも汗が乾かないので、
窓全開で農道を軽トラを走らせるが涼しくない。
エアコンを修理しておくべきだったと後悔。

持参した水筒も直ぐに空の状態。
自販機で飲み物を買おうにもお金の持ち合わせがない。

さすがに作業の途中で家まで水分補給に戻るのも初めての経験。
今年は最悪の条件下での穂肥の投入になっています。

昨日の長崎は暑かったはず。
県内の数か所の観測所で体温以上の、
「今年最高」、「観測史上最高」の気温を記録していたのだ。

きょうも暑くなりそうで早いとこ片づけないと・・・



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25年産「にこまる」受付準備中

2013-08-19 | 米づくり(にこまる)
今年産の「にこまる」新米の予約受付開始を控え、
きのうから会員様向けの案内状作成に取りかかっています。



今年の会員様向けのリーフレットは経費圧縮のため画像を抜いております。
画像入りだとインクジェットのインクの減りが早いので・・

紙ベースで郵送の方のみで、メール会員様は通常通りになりますが、
毎回変化がある訳ではないので割愛させていただくことに。

 

毎回、素人の手作りで申し訳ありませんが、
私の意が伝わってさえくれればいいのかなと思っています。

肝心な「にこまる」の品質だけは素人ですからと手を抜く訳にはいかず、
きょうから穂肥の投入にはいります。

今年のこの状況では猛暑の影響が懸念されるところですが、
一週間後の開花・出穂時期になれば少しは涼しくなってくれるのを祈りましょう。



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穂肥の延期

2013-08-18 | 米づくり(にこまる)
お盆が過ぎて、それまでの暑さとは微妙な違いを肌で感じます。
まだ日中は真夏日で残暑が厳しいのですが
空気にちょっと秋の気配を感じるのは私だけでしょうか。

結局、きょうの穂肥の投入は明日に延期することにした。

その理由が、人間もこう暑いと食欲が出ないのと同じで、
栄養満点のご馳走を沢山出されても逆にストレスですよね。

稲も同じことで猛暑のなかで追肥を与えられることは、
逆に稲に負荷を与えてしまうことになるんでは。

と、自分勝手な持論を振りかざして、
結局はこの暑いなか田んぼに入りたくないだけなんです。

日中の田んぼの水はお湯と化していますので、
この時期田んぼに入るということは、
まるで足湯に入っているようなもので
身体じゅうがホコホコ足からも温められることになるんです。

それこそ額からは玉の汗が吹き出してきます。

駄目ですね!意志が弱くて。




実は今年の稲はまだ追肥を欲しがっていないような気もするんです。

田植え前の耕起が浅いと肥切れが早いと聞いたことがあったので、
今年は元肥効果を100%引き出すために例年より深く耕したせいか
葉色もそんなに薄くなっていないような気がするのです・・・気のせいか?

もしかして田んぼの作業がぬかるんで大変だっただけとか。
これは真面目な話として。


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今が絶好のチャンス

2013-08-17 | 米づくり(にこまる)
そろそろ穂肥の投入の時期です。

先の7月31日現在のにこまる生育シュミレーションによると、
田植え日が6月22~23日の場合、
予想出穂期は今月末の8月30日となっています。

この出穂予想日から逆算して穂肥の施用時期を判断すると、
出穂の10日~12日前が適期となっています。

穂肥の目的は、出穂に向けて一穂の籾数を増やすためと
一籾を重くするために施用するわけですが、
両者の効果を期待して2回に分けて施用するのが普通です。

ただ、2回も田んぼに入るのも何なんで毎年1回で済ませる魂胆です。
1回の施用で両方の効果を最大限に引き出す一番の適期が
出穂の10日~12日前ということです。

その予想出穂期を確かめるため幼穂を見てみることに。



一株の中で一番背の高い茎を選び、
カッターで半分に裂いてみるとこんな状態です。

穂肥の投入時期は・・・“今でしょう!”




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長崎のお盆

2013-08-16 | よもやま話
きのうはお盆、暑くなる前にお墓参りを済ませようと思い、
朝早く販促部長(長女)と長崎へ車を走らせた。

車を止めて坂道を登った海が見える丘の上にある義父の墓。



そこからは遠く五島灘も望める。
この辺りは墓石の上に十字架が乗っているお墓が混在する。

義父はクリスチャンではなかったが、
長崎は古くから敬虔なカトリック信者が多いところだ。


また、長崎のお盆の伝統行事といえば「精霊流し」。



さだまさしの曲「精霊流し」の厳かな雰囲気と異なり、
亡くなった人の霊を精霊船に乗せてにぎやかな爆竹の音とともに送り出すもので、
こちらは中国の影響を色濃く残している。

昨夜は3500隻の精霊船が出て、
15万人の見物客でにぎわったらしい。



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1本苗のその後は

2013-08-15 | 米づくり(にこまる)
中干しが終わった稲は分げつが止まって
前回と比べてほとんど茎数が増えていないようです。



窮屈な思いをさせているようで申し訳ない。





水路を流れる水の勢いがなくなってきました。
そろそろ雨も降ってくれないと・・・・

長崎海洋気象台では、
先月から降水量が少なく気温の高い状態が続いていて、
こうした状態が今後も2週間ほど続くことが予想されるとして、
少雨と高温に関する情報を出して
農作物の管理を十分行うよう呼びかけています。

そう言われても・・・・・
ですね。



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真夏の珍事

2013-08-14 | よもやま話
猛暑続きの西日本。
発表される各地の最高気温はですでに体温以上。

日中の国内最高気温の更新のニュースも伝えられるなか、
当地長崎も毎日35℃前後の日が続いている。

きのう田んぼで見かけた風景。



この猛暑のなか居心地がいいのだろうか
田んぼから首だけを出してじっと動こうとしない。

とりわけ野鳥たちの避暑地といったところか。




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