「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

北関東の連日の地震とNHK首都圏地震特番編成

2019-12-06 05:02:01 | 2012・1・1
関東北部茨城県を中心に12月3日から4日にかけて震度3.7から4.8の地震が5回記録したが、昨夜も10時すぎまたあった。震度も地域もメカニズムも正確には違い、東京ではほとんど身体にないのだが気になる。まったく偶然だと思うが、NHKが「体験首都圏直下地震」の一連の特別番組編成をして、30年に70%の確率で起こるという大地震への注意を喚起している。

東京首都圏では大正12年(1923年)9月1日の関東大震災(M7.9)以来、96年間、大地震は起きていない。東京生まれ、東京育ちの僕が体験したのは平成23年(2011年)の東日本大震災の時、体験した東京での揺れが最大である。歴史的に100年に1回はあるという俗説から見れば、僕の一生のうちに発生してもおかしくない。

それにしても、この100年、科学は長足な進歩を遂げたが、地震の予測は相変わらず出来ない。確たる前兆もない。しかし、データーを調べてみると、東日本大震災の二日前の9月9日には、M7.2の地震が宮城県沖で起きて居たり、2003年5月から08年7月前に近隣の沖で5回も地震が発生している。専門家でないので、これらの地震が本震と関係があるかどうかは知らない。

今回の北関東を震源地とする毎日の地震は首都圏直下地震とは無関係と思うが、公共放送のNHKが連日、首都圏直下地震について特別番組編成して報道すると、何か一言、気象庁から連日の地震についてよいのではないだろうか。

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2 コメント

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日本の真の友人ビアード博士 (日本ミツバチ28号)
2019-12-07 10:43:31
チャールズ・ビアード博士は1874(明治7)年インディアナで生まれ、1948(昭和23)年コネティカットで74歳で亡くなっています。東京市長後藤新平は大正11(1922)年2月東京市政調査会を創設し、顧問としてビアード博士を招聘します。9月に来朝し、翌年の大正12(1923)年3月まで約半年間滞在して、有益な助言と協力を惜しまなかったといいます。関東大震災で東京が壊滅的打撃を受けたのは、博士が帰国半年後の9月1日のことでした。内務大臣兼復興院総裁後藤新平は、博士の援助指導を要請します。博士は10月6日来朝し11月まで滞在して、温かい友情をもって震災後の東京の再建に協力しています。
また、ビアード博士は大東亜戦争の戦争責任は日本にではなく、ルーズベルトにあることをアメリカの公式資料に基づいて明らかにしています。アメリカ歴史協会会長であった博士のこの著作は今、『ルーズベルトの責任上下』(藤原書店)で読むことができます。
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感謝 (kakek)
2019-12-08 13:19:04
日本ミツバチ28号 様
博士の名前は初めて聞く名前です。地震後芝浦沖にいた米国艦隊が救助に駆けつけ、テント村で被災民に感謝されたと聞いていますが、3.11の時のトモダチ作戦んといい忘れてはいけませんね。
それにしてもNHKが1週間、この時期に特別編成するのは意味が解かりません。
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