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「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

          年寄り泣かせのカタカナ言葉の氾濫

2013-04-22 06:38:05 | Weblog
原則的に毎日更新している小ブログだが、時には何を書いたらよいのか困ることがある。先週末も旅行ボケもあって題材がなく、酔眼でテレビを見ていたら“氾濫するカタカナ言葉”という恰好な案組をやっていた。早速、メモ帖を取り出し要点を書いたが、やはりダメだ。翌朝メモを見たら、どこのテレビの何の番組だかも書いていない。

多分NHKの「クローズアップ現代」だと思うのだが、ネットで調べても確認できない。確かに番組でも指摘があったが、最近はインターネットの普及からか耳慣れないカタカナ言葉が急増している。しかし、それとは関係のない「みんなの党」の例の「エージェンダ」のような言葉もある。申し訳ないが、渡辺代表がしたり顔をして、この言葉を使うとテレビのスウィッチを切りたくもなる。

民主党の「マニュアル」が空手形で色あせたので、代わって「エージェンダ」を使用したのであろうが、手元にある旺文社英和中辞典によると、「エージェンダ」には議題、協議事項、備忘録、予定表とあるが「みんなの党」のそれは、どれに当たるのであろうか。

一般の人より多少外国語に通じていると自負している僕だが、時には理解できないカタカナ言葉もある。インセンテイブ、タスクフォース、アドボカシ―、コラボレーションetc。新聞の見出しに「LINEでSOS女子高生救出」という記事があった。僕には何のことだか解からない。記事の内容は犯人によって軟禁状態にあった女子高生がスマートフォン(高性能携帯電話)向けの無料通話「アプリ」でSOSを送り、かけつけた友人によって救出されたというものだ。僕はいよいよ理解できなくなった。

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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ある日突然 (chobimame)
2013-04-22 16:00:00
カタカナ言葉の流行は、ある日突然やってきます。高校生から発信されるものもあれば、雑誌やテレビなどからセレブや利口ぶったコメントとして流れ、一般人が使いだしたりします。昨日まで日本語で表現していた話し言葉を突然カタカナ言葉で言われてキョトンとすることもしばしあり、私もかなり時代についていっていません。いっそ昔言葉でも流行らせてくれた方が有難いです。色々な意味で、日本人はカタカナに弱いようです。
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仕方がないのかも (kakek)
2013-04-22 16:51:09
chobimame さん
以前、インドネシア語の借用語について調べたことがありましたが、日本語なんて比ではありません。マレー語はボキャブラリーがもともと少ないせいか、歴史的にアラビア語、中国語、和蘭語、最近は英語が猛烈な勢いで入ってきています。言葉はそんなものなんですね、言葉だけではなく文法的にも英語の影響が出てきたいます。'
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せめて国会議員はわかりやすい日本語で (swara angin)
2013-04-23 01:18:11
ブロガーさん毎日楽しみに読ませていただいてます。 題材にご苦労されている大変でしょうが
これからも続けてください。
ブログに対してコメントが多いとブロガーさんも
題材提供に力が入るでしょう。 できるだけコメントするようにいたします。

国会でのカタカナ使用、使用者は本当に日本語の意味を理解されているのでしょうか?疑問を感じます。
国民を代表して討議されているのならできるだけわかりやすく、日本語を使って欲しい。
それと、最近の質問者は次の選挙に利用するために政党はあえて質問者として質問している感あり。
ましてや、議員諸氏は国民に選ばれて国民の代表者、それを大臣も議員も先生と呼んでいる。 これも可笑しい。
それにしても現国会議員は違憲判決が出ているの違憲判決を深刻に受け止めている様子が感じられない。 
まして、政府財源不足で消費税を上げる法案は遠しながら、議員の中に迂回寄付で税金を逃れの問題が出ている。 立法府の議員が法律、規則が判らないのか?従わないのか、このような議員は赤札(退場)、次回宣教に立候補できない法律を作るべきでは。
とにかく衆参議院の議員が多すぎる。これは国務大臣の数も同様。 
脇道にそれしまいました。


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先生呼ばわり (kakek)
2013-04-23 09:16:15
swara angin さん
インターネットが、これまで普及すれば、カタカナ言葉はある程度仕方がありませんね。いちいち、言い換えすれば混乱しますから。カタカナ言葉が増えているのに、日本人の英語力が相変わらずなのは、やはり日本の英語教育のせいです。60年前、僕が学生だった頃から、指摘されていた問題です。中高校でも外国人教師による英語による授業が必要です。
議員同士による”先生”呼ばわりは、キザでやめるべきです。
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