猫の額もないわが家の二階のベランダに置いた鉢植えのカーネーションの花(写真)がほころんだ途端、何者にかに食い荒らされてしまった。老妻はカラスの仕業と推理したが、どうやら階下の庭から樋を伝わり、上ってきた野ネズミの悪さみたいだ。
今年は森の食糧不足からか、各地で山菜取りの老人が熊に襲われ被害を受けているが、都会でも同じ現象なのか、最近はあまり姿を見せなかった野ネズミが跳梁しているみたいだ。この野ネズミとドブネズミが同じ種類かどうかは知らないが、僕が小学生だった昭和10年代には、ドブネズミが東京の町はウヨウヨしていた。各家庭にはネズミ取り器が用意されており、これにかかったネズミを交番に届けると、たしか1銭貰ったものだ。
ドブネズミも多かったが、一方、町には野犬も野猫も放し飼いにされていたが、あまり問題にはされなかったようだ。まだ東京の町には馬車が走っていており、子供たちは学校に言われてこれを拾って歩いた。熊や野ネズミの横行がよいのかどうか。そういえば、昔東京の町にはうろうろしていた雑種の野良犬は姿を消してしまった。
珍しい光景にみいってしまいました。
しかし、最近ではネズミの餌がないのか、室内飼いの犬の餌を狙って、住居ネズミか出るそうです。
ネズミも大変な時代です。
最近は、野良犬や雑種の犬は、全く見かけません。
犬は近所から貰ってくるものだった昔とは違い、今は買い求める時代です。
純血の犬は、高額で人間以上にお金がかかります。
犬のベビーカーや、抱っこ(おんぶ)紐まであり、何かおかしな感じです。
最近は野ネコも都会ではいません。だから天敵がいなくなって野ネズミは大喜びでしょう。上水道が完備されて”どぶ”がなくなり、ドブネズミはいてもドブネズミではなくなりましたね。気温の変化も自然界に影響しているのでしょうか。
それしても熊は怖いですね、