ベッラのブログ   soprano lirico spinto Bella Cantabile  ♪ ♫

時事問題を中心にブログを書く日々です。
イタリアオペラのソプラノで趣味は読書(歴女のハシクレ)です。日本が大好き。

「三国演義」とカップッチッリ、そして石丸さんの思い出

2009年06月22日 | 芸術
私にとって大切な「三国演義」と「カップッチッリ」の動画をみつけ、ブログに貼り付けることも初めて覚えました。
「三国演義」はこの他にも関羽の<英雄、千里を行く><麦城、関羽の最期)も名場面がありますが、関羽の最期など悲しくて・・・雪景色の中、関羽主従の悲劇、など号泣もので、めったに見ません。

諸葛亮の活躍は数多くあります。でも孔明ひとりが、ということではなくて、関羽や張飛のしょうもないやっかみの妨害もあり(笑ってしまいますが)それもまもなく絶大な信頼関係になりますが。趙雲の活躍もおおいに助け、チームワークの良さが互いを高め合っています。

「三国演義」のビデオは家宝でもあります。
日本ではじめて中国歴史ドラマの輸入と和訳字幕にこだわった「株式会社三国志」
(後にシネマ・ルネサンスと社名を変更)の社長の石丸さんと、よく電話で話しました。

石丸さんは、唐国強さんを日本に迎え、講演を依頼、そのあと唐国強さんはファンにサラサラと毛筆でサイン、孔明の衣装で、ですよ。
次の日は長野に行き、唐国強さんはハードスケジュールなのに、宿舎にてファンを相手に深夜まで話し続けられたそうです。

唐国強さんは書の名人で、日本での書のコンクール2席だったそうで「出師の表」も直筆でサラサラ、全文暗記なさっていたそうです。

かつて石丸さんは、陳舜臣さん、司馬遼太郎さん、などを招いて講演会を実施、毎年三国志の遺跡を訪ねて、普通のツアーでは行けないところを、三国志ファンを募って出掛けられていました。

昨年頂いた年賀状に、中国へのおもいを断ち切るような、迷いのあるような文が書かれていました。
私は胸騒ぎがして、あとになってご自宅に電話すると、娘さんが「この2月に入浴中、脳梗塞で亡くなりました」と・・・大変ショックでした。
石丸さんにはもっとお話を伺いたかったのに。

阪神大震災の直後、受け取った貴重な「三国演義」全40巻のビデオは、和訳に石丸さんのこだわりがあり、他の会社とは全く違った雰囲気を感じます。

そして「三国演義」と「カップッチッリ」は、たくさん思い出があり、また自分を鼓舞するためにも、効果があるような気がします。
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『三国演義』 オープニング曲 滔々たる長江の流れ

2009年06月22日 | 中国文化・歴史
三国演義    Three Kingdoms Full Opening Movie


これが「三国演義」の素晴らしさに夢中になったはじまり、でした。
三度の食事より「三国演義」・・・
三国志の本を開くと、この歌詞と同じ詩が前文に書いてありました。

☆「三国演義」オープニング曲 <歌詞和訳>
滔々たる長江の流れ 歴史の憂愁をのせて東へ
英雄たちの雄叫びは波に消え また水泡として蘇る

人の世の善悪 空しき勝敗
いかになろうとも青き山と 尚 夕日に映え
変わらず 我を包む

白髪の漁夫は 川面にその一生を語り
秋月春風にひたる

良き友と酒を酌み交わし 古今のできごとすべて
一夜の笑話に付す
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《三国演義》 桃園の誓い

2009年06月22日 | 中国文化・歴史
《三国演義》 桃園の誓い


何度も見て涙しました。
美しい桃園で義兄弟の誓い、ほれぼれしました。
この音楽、心に刻みました。
今は私も義姉妹ができました。

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