ベッラのブログ   soprano lirico spinto Bella Cantabile  ♪ ♫

時事問題を中心にブログを書く日々です。
イタリアオペラのソプラノで趣味は読書(歴女のハシクレ)です。日本が大好き。

横綱の「品格」、私なりの結論です。

2010年02月07日 | スポーツ
朝青龍の今回の件はそのうちハッキリするだろうと思います。
しかし、かれが日常生活では隙だらけで、いろいろ誤解も多かったし、このような事件に巻き込まれたのも、やはり何か足りなかったように思えます。

これだけ有名になったら、そして奔放な性格だけに、不要なトラブルも多かったでしょう。
横綱になぜ「品格」が必要といわれてきたか、私なりにわかってきました。

それは自分を律して多くのワザワイから護るため、無名であるなら恥もかき捨てかもしれませんが、有名人となると、そうはいきません。
「そうではありません、本当はこうです」なんて説明することもかなわないでしょう。

先人の知恵でしょうか。
「品格」を備えることで自分自身を護る、「品格」とはめったやたらに感情をむきだしにして喜怒哀楽を出すことなく、静かに周りを見て、余裕のある振る舞いをすることでしょうか。・・・私に一番欠けていることでもありますが・・・。

白楽天を読みますと、時の政治は賢人たちを排除し陥れています。賢人の誉れ高い友人もそんな目にあいました。
彼は現実の仕事や生活以外にどこかで自分自身であろうとします。
中隠・・・これから白楽天の考えもこの年齢になってわかってくるように思えます。
もちろん、若い横綱には無理ですが、どこかで自分を取り戻す時間が必要なように思います。人生の節目には必ず・・・。

横綱朝青龍、大好きですよ、あなたはあまりにも純粋です。
日本のファンはいつも見守っています。
コメント (4)
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