ベッラのブログ   soprano lirico spinto Bella Cantabile  ♪ ♫

時事問題を中心にブログを書く日々です。
イタリアオペラのソプラノで趣味は読書(歴女のハシクレ)です。日本が大好き。

真央ちゃんは「天使」でしたよ♫♪

2010年02月27日 | スポーツ
私は音楽家なので、ここでラフマニノフ「鐘」について述べたいと思いますが、ロシアオペラではよく出征・凱旋などで鐘を多用します。
例えばムソルグスキー「ボリス・ゴドゥノフ」やボロディン「イーゴリ公」など、圧巻です。
またオーケストラ曲でもチャイコフスキー「1812年」もナポレオンに勝利した(戦わずして見事勝利)フィナーレは鐘の聴かせどころでしょう。

ラフマニノフの「鐘」は、しのびよるロシア帝国崩壊、ロシア革命による亡命、など鬱となったラフマニノフの心の「警鐘」でもあります。
決して「勝利」の鐘ではなく、自分が自分として必死に立つ姿でもあります。

ショパンの「24の前奏曲」の第一曲目は鍵盤の隅から隅までかきならすような強烈な曲で、ラフマニノフはショパンの曲にも大きな影響を受けています。
それは音楽の思想、でしょうか。
ショパンも祖国ポーランドを逃れ、亡命しました。

またラフマニノフのピアノ協奏曲のはじまりは、ゆっくりした鐘の重い響きを彷彿とさせます。
ロシアにとって「鐘」は苦悩であり、悲しみの中の勝利でもある場面で登場、ロシア正教の意識がバックにあります。

「ボリス・ゴドゥノフ」ではロシア正教の坊さんくずれが、酒と食べ物のためにいとも簡単にローマカトリックについて行く面白くも悲しい場面があります。
それほど生活は苦しく、理想よりも前に「食べる」ことです。
ロシアにとってこんな生活がずっと続いてきたのでしょう。

また有名な、リスト「ラ・カンパネッラ(イタリア語で鐘)」は華やかですが、華麗な響きの中に悲しみを込めています。
また、リスト「マゼッパ」という交響詩をききますと、(ピアノ曲でもありますが)ウクライナの英雄が祖国のために悲愴な戦いを挑み、悲劇として描かれています。(超絶技巧としてのだめちゃんが挑戦していましたね。超絶技巧が空転する場合、悲惨な結果になるのですが)

この時代のロシアは暗いです。ラフマニノフはアメリカに亡命します。
彼は素晴らしいピアニストで、今もその演奏がCDで聴けます。
ただ、彼は国際コンクールで、ドイツのピアニストであるバックハウスに敗れ、2位になり、作曲に転向しました。
これがないと、今のラフマニノフの名曲は世に出なかったのですね。
よくぞ作曲家になってくれました♫

日本にもいろいろな「警鐘」が鳴っています。勝利の「鐘」にかえたいですが・・・。
除夜の鐘は日本の心を表していて、独特、歴史を思います。

それにしても真央ちゃんは天使そのものでしたよ♪
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本気で怒る!「子供手当」「高校無償化」に大反対!!!

2010年02月27日 | 政治
朝鮮学校への無償化について、昨日は反対のようなことを言っておいて、今日は「まだ決まっていない、検討する」と、いつもの<決められないアホ鳩総理>!
さっさと辞めてよ!

厚生省に問い合わせた人によると、「子供手当」は一年日本で働いた外国人にも出る、子供が本国にいても出る、養子でも出る・・・。

条件は
1、仕送りしていること
2、電話やメールをしていること(特にいつした、というきまりはない)
3、時には帰国して連絡をとっていること(特にいつ帰国した、とかきまりはない)

手続きは市町村がする、ということです。

私たちの税金をどうしてこんなことに遣うのか、しかも報道はもちろん、与党が国民に何も説明したりして、了承をとっていない!

そして、極めつけがコレ!
☆日本人が子供を本国に残して外国に働きに行っていても、日本にいる子供には出ない!
(また、日本人で親のいない子には子供手当はださない、と言っていたのは国会で抗議、なんとか他のところからまわすようです)

もはや、狂っているとしか思えない民主党!
高校も有料でいい、義務教育じゃないのですから。
困っている家庭は奨学金を充実させて下さい。もちろん、学業・素行も問題ないという条件で。

「子供手当」は完全に日本を貧乏にします。
厚労省は「特に困ったら、外国人には出しません。平成23年からですから」って。

もし、途中で「やーめた」ということになったら、国際的にも人権問題として非難されることでしょう。
やめるなら今のうちです。
国会審議はこのことをいいかげんにしないで下さい。
財源があるなしの問題ではありません。
いったん決めたら途中で打ち切ることは、よほどのことがない限り、不可能です。

この問題は「外国人参政権」「(偽)人権擁護法案」「夫婦別姓法案」や「1000万人移民計画」などと同じ筋からのものです。
日本の将来や国益を考えるのが政治でしょう、今は全く正反対のことをすすめています。
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