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習近平がインドを電撃訪問の可能性と華字紙が報道
実際にブラジルのBRICSサミットで中印首脳会議開催
7月14日から、ワールドカップに湧いたブラジルの北部で,BRICS首脳会議がおこなわれ、プーチン、習近平、モディ(インド首相)が勢揃い。
習は11月の北京APECにモディ(印度)首相を正式に招待した。モディは習近兵に「年対の訪印」を要請した。いまのところ、習の訪印は九月が有力という。
BRICS構成国はブラジル、露西亜、印度、中国、南アの五ヶ国で、中国は「BRICS銀行」を創設し、インフラ整備の大規模な融資をうたって、参加国の歓心を買っている。すでに参加国各100億ドル出資で合意が得られているが、中国はこれをIMFに対抗できるメガバンクとしたい。インドはまっさきにカネを借りる算段。
モディは習近平との首脳会談の議題にチベットと領土係争問題をあえて持ち出さず「中国との国境紛争を電撃的に解決すれば、両国の関係は劇的に進展する」と抽象的な言辞を述べた。
これらは先の王毅外相が印度訪問で地ならしした事柄の確認だったようだ。
しかしインドにおける世論調査では、「中国との領土紛争を恐れる」と回答したインド人が72%と高く、「最大の軍事的脅威はパキスタン」とした62%よりも多い。
ところが、「信頼できる同盟国はどこか」という同ピューリサーチの逃散で過半数が「米国」と答え、次点がロシア(29%)、日本はなんと26%だった。
ちなみに同調査で日本の結果は「中国が好き」と答えた日本人は僅か7%だった。数ヶ月前のTIMEの世論調査でも8%だったから、さらに日本の対中悪感情の度合いは増している。
それはそれとして、華字紙一斉には「モディが訪日、訪米の前に習近平のインド電撃訪問が検討されている」と報じた。
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読者の声 どくしゃのこえ READERS‘ OPINIONS 読者之声
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(読者の声1)北朝鮮がミサイルを100発も連射、これは日本向けではなく、韓国向けだとか、武器輸出国として性能向上を「市場」に見せびらかしたとか、珍妙なる解説や奇説がなされています。このタイミングで北朝鮮のミサイル発射の狙いは何でしょうか?
(JJセブン)
(宮崎正弘のコメント)200キロ射程と500キロ射程ですから、「中国」にも届くことをお忘れなく。「専門家」の人たちが、この点を指摘していますか?
中国語の新聞で、こういう見出しがありました。
「日朝快速解凍、牽制中韓蜜月」と。
(読者の声2)関西方面の読者の皆さんへ。3年前の津波による福島第1原発の事故以降 放射線について様々議論されています。そして一部はイデオロギー化さえされています。
マスコミは低線量放射線の人体への悪影響を煽ります。今回は長年放射線を扱って来た中村仁信氏の講演になります。事前申し込み下さい。
当日参加もOKです。
記
日時:平成26年8月2日(土) 13:30~17:00
内容:1330~1500 講演 : 大阪大学名誉教授
彩都友紘会病院院院長 中村仁信 先生
テーマ:「低線量放射線の人体への影響」-その健康増進作用ー
1500~1530 質疑応答 1530~1700 懇親会
場所:たかつガーデン(大阪府教育会館)2F 「ガーベラ」会議室
TEL:06(6768)3911 〒543-0021 大阪市天王寺区東高津町7番1号
地下鉄千日前線(又は谷町線)谷 町9丁目下車5分
会費:4,500円程度(懇親会費を含む。講演のみは1,500 円)ただし、学生は無料
主催: 弘志会 幹事 福井成範 TEL090-3090-5452
fukuima@tree.odn.ne.jp
(読者の声3) 貴誌、第4290号、読者の声(R生、ハノイ)氏が北京の料理の油っこさに閉口したとのこと、高級ではない普通の中国料理は日本の中華の三倍油っこい印象、あっさりしたベトナム料理と比べたら油ギトギトといってもいい。
ベトナム戦争に従軍した作家の開高健はベトナム料理を評して、「ベトナム料理は中国料理の一分派と考えてもいいと思いますね。中国料理から油気を抜いたやつ、そこに生野菜をたっぷり入れる、そういうふうに考えたらいい」という。
実際に中国の油脂消費はどれほどなのか調べてみたら興味深い記事がありました。
『中華料理はなぜあんなに油っぽいのか』
http://blog.explore.ne.jp/letschina/52677.html
「中国料理と言えば炒め物、炒め物と言えば油、ということで、中国料理はどれも本当に油っぽい。なぜあんなに油っぽいのか。答えは簡単で、中国人は油っぽいものが大好きで、皆が皆そういう食事に慣れてもいるからだ。しかし原因はそれだけではない。今でこそ食用油は比較的安価だが、もともと油は一般庶民が気軽に買うことのできない高級食材の一つでもあった。もう少し正確に言うと、他の食材が安過ぎる一方で食用油が高過ぎた。つまりけちることなくふんだんに油を使った料理は、彼らにとってそれなりの生活レベルを送っていることを示す非常に分かりやすいステータスでもあったことは疑えない。」
中国の都市部では一人あたりの食用油の消費量平均は 42グラム、日本は 10グラム以下だという。
文化大革命時代を描いた小説では、スープにせめて豚の脂身の一切れでも入っていれば、と嘆くシーンが描かれますが、油脂に対する切実な欲求なのですね。ロシアでも黒パンにバターを塗るのではなくバターの塊を乗せて食べるとか、イタリアであればオリーブオイルをふんだんに使うとか、まさに油を食べる印象です。
開高健は油を使わないベトナム料理の例として生春巻きを紹介していますが、今やタイ料理店でも生春巻きは定番メニューですね。
(宮崎正弘のコメント)「生春巻き」を初めて食したのは三十年前、台北でしたが、爾来、台湾人の間にも人気が出て(台湾の外省人二世らは大量のベトナム花嫁を迎えたのでドッとベトナム文化がはいった)、爾来カレー味など豊富なバリエーションがつくように多彩となって、それば日本にもはいってきたようです。(以上、宮崎正弘氏のメルマガ)
★ 中国とインド、そしてロシアのプーチン、いろんな駆け引きが行われています。しかしインド国民は中国を最も警戒しています。では「読者の声」に出てきた「ベトナム風春巻き」のレシピをどうぞ。
生春巻きはスーパーでも売っていますが、あれは作ってすぐに食べないと・・・ということで自宅で作るのがいいですね。
新鮮な国産野菜をよく水洗いして、好きな食材を組み合わせて作りたいと思います。
作り方・・・『ベトナム風生春巻き』・・・NHKの「今日の料理」メルマガより、放送なし。
≪材料2人分≫
・豚薄切り肉 50g
・えび (殻付き) 6匹
・レタス 2枚
・きゅうり 1本
・もやし 1/4袋(60g)
・ライスペーパー (直径22cm) 6枚
・香草 少量
*香菜、バジル、青じそなど
・エスニックドレッシング 適量
下ごしらえ・準備
なし
≪つくり方≫
1 豚薄切りは塩ゆでし、細切りにする。えびは背ワタを抜いて塩ゆでし、殻をむいて厚みを半分に切る。
2 レタス、きゅうりは細めのせん切りにする。もやしはひげ根を取る。にらは15cm長さに切る。
3 ボウルに水をはり、ライスペーパーを、1枚ずつ順に浸して湿らせ、堅く絞ったぬれぶきんにツルッとした面を下にして広げる。奥の2か所に香菜を少量ずつのせ、その上にえびをのせる。手前に好みの香草適量、レタス・もやし・豚肉・きゅうりの各1/6量を重ねてのせて一巻きし、ライスペーパーの左右を内側に折りたたむ。えびの上ににらをのせ、手前からクルクルと巻く。残り5本も同様につくる。
4 器に盛り、エスニックドレッシング適量を添え、つけて食べる。
エスニックドレッシング
・ニョクマム 大さじ2+1/3 *ベトナムの魚醤(ぎょしょう)。タイの同様の調味料、ナムプラーでも
酢 大さじ1・水 大さじ2+2/3・レモン汁 小さじ1・砂糖 大さじ1+2/3 ・赤とうがらし 1/2本 ・にんにく 1かけ
エスニックドレッシングが苦手な方は、和風のドレッシングでもおいしいのではないでしょうか。
生春巻きの周りにサラダ菜やトマト、パイナップルをお皿に盛れば贅沢になります。
ニラが苦手な方はカイワレでもいいと思います。