青山繁晴 インサイトコラム 2015年7月15日
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★ では楽しい曲を！ ロッシーニ『セヴィリアの理髪師』よりフィガロのアリア「私は町の何でも屋」
・・・主人公は庶民のアイドル理髪師フィガロ、セヴィリアで孤児として育つがめっぽう明るく頭脳明晰、
口八丁手八丁の「何でも屋フィガロ」は本来の理髪師の仕事以外に、人々の雑用や相談も受け、その機知で人々の難儀を救う。
溌剌として愉快なフィガロの物語に湧いたヨーロッパでは、苦しい社会でも笑いながら世の中を変えていく原動力となる。
（新聞や雑誌の名前にもなっている）
早口で歌う陽気な理髪師フィガロ登場！！（バリトンはレオ・ヌッチ） 日本語字幕付き
Leo Nucci - Largo al factotum
★ 現代のフィガロ歌い、ジーノ・キリコ （同じ曲）
Largo Al Factotum - Gino Quilico
職人がオペラの主人公になったのは理髪師フィガロと、ワーグナーの「マイスタージンガー」の靴屋の親方ハンス・ザックスが有名。
★ もうひとつ、宮崎正弘氏のメールマガジン、チャイナの経済です。
大富豪たちも顔面蒼白、上海株式暴落で天文学的損失
アリババ馬雲が１０２８億円 女実業家トップの周群飛は８００億円
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７月１日と８日の上海株式大暴落は、連鎖で香港、深セン、そしてＮＹ市場に上場しているアリババなどの株価を下落させた。この結果、世界的大富豪に名を連ねる中国人ビリオネアらは顔面蒼白、かれらは幾ら損失を出したか？
通信大手「騰訊」（テンセント）のポニー馬は１５００億円弱、香港財界トップの李嘉誠は香港市場で１３５０億円余、香港財閥第二位の李兆基（ヘンダーソンランド）が５８７億円余。
中国財閥トップの万達集団会長＝王健林は上海市場で８００億円、香港市場に上場の子会社と深センに上場している関連映画会社がそれぞれ１９％の暴落となった。
レンズ・テクノロジー社の女傑社長、周群飛は株価が半分となって８００億円の損失、ＮＹに上場しているアリババの馬雲は個人資産だけで１０２８億円が「蒸発」したそうな。
