ベッラのブログ   soprano lirico spinto Bella Cantabile  ♪ ♫

時事問題を中心にブログを書く日々です。
イタリアオペラのソプラノで趣味は読書(歴女のハシクレ)です。日本が大好き。

日本を憂う学者のひとり、中西輝政京都大学名誉教授の話を箇条書き、その他日本に迫る「内外の」危機。

2016年08月26日 | 政治

★ ずっと気力・体力が減退していたが、熱い飲み物や「国産味噌」で作った味噌汁(そして国産のすりごまをティースプーン一杯弱入れる)を飲むと少し元気になった、と思ったら「北朝鮮ミサイル」である。
日本はチャイナに尖閣(そして沖縄)を狙われ、ロシアは北方領土に軍事基地を作っている。
韓国とは「解決済み」であるにかかわらず「日韓合意」で思った通り10億円という日本国民のおカネが支払われる。
ビジネス元慰安婦にひとり1000万円、遺族に200万円・・・おカネだけの問題ではない、もと日本兵の名誉も汚されありもしない罪を被されて無念だ。悔しすぎる。

昨日UPしたシューマンの「はちすの花」の楽譜を取り出して歌った。
ひとつひとつ丹念に練習した。少し気分が良くなった。
音から音への移行の練習を昔よりも丁寧に工夫した。
喉の甲状腺手術をする前はこんなこと何でもなかったのに、今は工夫に工夫を重ねないと思わぬ破綻をしそうになる。
練習に手間暇がかかる。歌う時はコンディションはもちろん、生活にも気をつけて少しでも良い状態に持っていく。


★ 中西京都大学教授が次のように話していたのを箇条書きにした。

・米中はよく似ている。日本は両方をきちっと理解すべきである。

・オバマさんが広島に来たが、日本人の多くが原爆投下において「謝罪しなくてよい、広島に来てくれたことが感激だ」、と被爆者も含めて言う。
ただしこれは「魂」の世界である。
オバマはそんなことで来ているのではない。
安倍政権もチャイナの脅威からアメリカにすがるような気持ちになっている。
あれを見て最高に素晴らしい人間性があるのはわかるが、世界はそうではない。
核を落としても何十年かすれば許し歓迎してくれる、と誤解する。広島の件で「国家百年の計」を誤ったと思う。


・安倍さん、一方では「移民政策」をこっそりしておきながら、消費税、歴史観でも、悪しき意味で「悪ずれ」「あざとい」政権になった。そんな政権だったら安倍さんでなくても誰でもできる。
「歴史問題」70年談話・日韓合意など絶対に支持できない。遠ざかろうと思った。

・「歴史問題」「慰安婦問題」もアメリカがこのようにしなさい、と口出ししてきたのだろうが、あそこまで引き下がることはない。
「外交的勝利」といったりしておもねた。安倍さんを支持している層が低下している。特に二次政権になってから顕著である。

・日本の保守は奇妙な悪ずれをしたことをするのではくそれぞれが「人柱」にならなければならない、
今の状態は「政局の維持に汲々とした中曽根政権」と似ている。

・安倍政権は「短期政権」でよかった。「長期政権」にしようとすれば堕落すると言った。
二次政権はトウが立ってしまった。

・左も取り込もうとして「歴史談話」でそれが見えた。左ウイングを取り込むというのは中曽根政権の後期・小泉政権がそうだった。
一次政権のほうがまだよかった。「政権崩壊の前兆」になる。

・「70年談話」を見ていると「憲法改正」はどうなるのか?

突進力をなくしている。公明党だけでなく自民党内も「かくれ護憲派」がいっぱいいる。これには突進力なくしてできない。
「大義」で真正面から取り組まなければならない。アメリカの従属ではできない。


・安倍さんがおかしな方向に行こうとしているのに「諫言」する人が自民党内にいない。もし「諫言」していれば「日韓合意」までいかなかったと思う。今は誰も止めない。(以上チャンネル桜の動画https://www.youtube.com/watch?v=9Fxza4sKUsEより)

★ ここから私の意見(青色の字はいつも私の意見です)
・・・それとやはり「二階氏」を幹事長にした甘さが出てきた。
「女性天皇を」と言い出したがこれを追及されたら「愛子内親王殿下は男系だ」と言うことだろう。
悠仁親王殿下がいらっしゃるのに、今これを言うべきか?
二階氏はチャイナ対策で取り入れたつもりかもしれないが、なかなか老獪なイメージだ。
安倍さんでは歯がたたないだろう。自民党内で自由な討議ができない今、「諫言」すべき自民党ホシュ議員は牙をぬかれたに等しい。
「諫言」する勇気を持つ政治家が自民党内にいなくなった。

「三国志」では全身是肝と讃えられた名将の趙雲子龍が主君の劉備玄徳に「諫言」している時、片方の袖をはずしている。
これは「命がけで諫言」の意味がある。斬られる覚悟で言っているのだ。

「保身」に明け暮れるホシュ(あえてカタカナ)自民党議員は命がけで「諫言」など誰もしない。
ましてや堂々と「批判」などしない。
芸能人のような迎合政治家やハイヒールで海上自衛隊の艦内を歩く防衛大臣。
これも「諫言」する人がいないのか・・・。
食品の安全など何も言わない「女が輝く?主婦議員」・・・悲惨なものである。
選挙の結果がこれか・・・。


イタリアの地震、心よりお見舞い申し上げます。
古い歴史的な建築が多く、建物はそのままで内装だけして暮らしている方々も多い。
世界はこうも不幸な事件や災害が続くのか・・・。


ブログのティールーム



★ ポンキエッリ作曲「ジョコンダ」、この場面はソプラノとテノーレの声の「一騎打ち」でしょう。

母の命の恩人ラウラを敵から無事逃したジョコンダ、そこへ恋人ラウラを探しにきた名門青年貴族エンツオ・グリマルド、
貧しい場末の歌手ジョコンダはエンツオにわざと「ラウラは海の藻屑となるだろう」と言い、自分が助けたことを素直に言えない。
身分の低いジョコンダを見下し怒り狂うエンツオ、船に火を放ち騒然となった場面です。

イタリアの名ソプラノ、レナータ・スコットによるジョコンダはカラスに迫る名唱、名門貴族のエンツオを歌うのはパヴァロッティ。
どちらも一歩も引かない白熱の歌唱です。オーケストラ・合唱も素晴らしい。

(最初の20秒は舞台照明が暗いがすぐに鮮明になります。)

Renata Scotto La Gioconda Duetto Gioconda Laura e Finale 2(イタリア語歌唱、字幕は英語)

・・・レナータ・スコットは小柄だが底知れぬ実力を持つソプラノだ。かつて彼女のレッスンを受けるオーディションに合格していながら、どうにもならない私側の諸事情で辞退せざるを得なかったことが辛い思い出である。・・・
コメント (2)
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