三宅先生が亡くなられて一年、今日は一周忌です。
一色正春氏が「残された者の責任を感じます」とお書きになっておられました。
三宅先生が亡くなられたなんて、毎日とても辛い気持ちでした。私は日本会議やその他どこにも属していません。
三宅先生を支持していたのです。「先生、やすらかに」と書くべきですが、三宅先生は日本のことを心配されながら、ご自身のことよりも最後まで日本に思いを残してお亡くなりになりました。
私はこれからも三宅先生のまっすぐで誠実な「日本を思う真の国士」「100年に一度の本物の政治家」のお人柄や立派な政治姿勢を思いながら「永遠の支持者」であり続けます。
三宅先生には古代ローマの「スキピオ」やヴェルディのオペラ「アッティラ」のエツイオ、同じくシラーの原作でヴェルディが作曲した「ドン・カルロ」の国士ポーザ卿ロドリーゴなどの人物を例にあげて讃え、お話しました。
三宅先生は文化的な分野でも大変お詳しく、また先生とお話する時間はどんなに貴重で有意義だったことでしょう。
南木倶楽部という保守の会のサイトに、このようにコメントで書きました。
「三宅博先生は本物の国士でした・・・。Domine, quo vadis?「主よ、何処に?」・・・私はキリスト教徒ではありませんが、古代ローマで暴政によって人々が苦しんでいる時に、ローマから逃げようとするペテロの前に亡くなったキリストが現れ「ローマに行く」と告げたお話を思います。三宅先生は天から日本をそして世界を見守ってくださっている、そして国難の今、ますます三宅先生を思い、敬愛する方々が増えています。私は貴会のメンバーではありませんが、三宅先生の永遠の支持者です。「三宅先生!最高!!」と応援の声をあげていました。ありがとうございます。
★ 本日、私が尊敬するさらりんさまよりコメントを頂きました。
三宅先生と日の丸...
凜とした空気が伝わって参ります。
『世の中し常かくのみとかつ知れぞ
痛き心は忍びかねつも 大伴家持』
さらりんさま、ありがとうございます。三宅先生を敬愛する方々みなさまが今日をしみじみとお過ごしのことと存じます。このコメントは三宅夫人にもお伝えいたします。
★★ かつて三宅先生にヴェルディのオペラ「アッティラ」から、ヨーロッパを制覇したフン族の覇王アッティラの軍がローマに攻め入った時、見事に撃退した英雄エツイオのアリアを三宅先生と重ね、お伝えしたことが何度かあります。
カップッチッリの歌唱で、「最後のローマ人たるエツイオのアリア」を「ブログのティールーム」のようにここにUPします。ローマを救う英雄ですが、皇帝やローマカトリックからは嫉妬も含め、苦しみながらの表情・・・私はここで三宅先生とエツイオ(ただし、カップッチッリの名唱)が重なったのでした。
ヴェルディ「アッティラ」~エツイオのアリア(歌唱はバリトンのカップッチッリ)
G. Verdi ATTILA "Tregua è cogl'Unni...Dagl'immortali vertici"
和訳・・・
(手にパピルスの文書を持って、腹を立てた様子で)
「フン族とは休戦だ
ローマへ エツィオよ すぐに戻れ...
貴殿への命令である ヴァレンティアン」
命令だと!...このように
戴冠した子供が 私を呼び戻すのか?...
それともあの野蛮人の軍勢以上に
わが軍を恐れているのか!
この勇敢で思慮深い戦士が
ずっと頭を下げ続けるのか
臆病な傀儡の面前で?
まあ帰ってやろう...だがこの力を生かすこととは
最大限に
それは祖国をこの極限状態から救うことなのだ
不滅の頂上の
栄光の美しさより いつの日か
祖先の霊よ ああ現れたまえ
ほんの一瞬であっても!
そこを越えて勝利の鷲が
世界中を飛び回ったのだ...ああ!
下劣な死体と化したローマを
誰が今や見分けることができようか?(以上)
それぞれの戦の準備はできている
もし私が倒れる時は 強き者としてであろう。
また、私は三宅先生を古代ローマの英雄「スキピオ」に例えて先生にお伝えしたことがあります。先生がご存命中に私のブログに書き、お伝えしました。https://blog.goo.ne.jp/bellavoce3594/e/d6cfdf71790621d75c6aba7ceda0f0f7
人情にあふれたスキピオ、敗戦の民にも思いやり、そして敵将ハンニバルに対しても敬意を表していた。
絵は「愛国画報」のYohkanさま