安倍晋三元首相の国葬を半島企業の電通が執り行うことに、一方、統一教会の支援対象は安倍元首相の一存?ひろゆき氏が統一教会と安倍元首相は無関係との主張は流石にムリ【カッパえんちょー】
このように布石を打つ効果もあるのかもしれません。
★ 五輪汚職を憂いて・・・
五輪汚職「個人の問題にすり替えてはならぬ」 山口香・筑波大教授
昨夏の東京オリンピック・パラリンピックの大会スポンサー選定を巡る贈収賄事件で、大会組織委員会元理事の高橋治之容疑者(78)が受託収賄容疑で逮捕された。東京大会の徹底的な検証を求めてきた日本オリンピック委員会(JOC)元理事の山口香・筑波大教授は「事件を個人の問題と矮小(わいしょう)化してはならない」と指摘する。
五輪やサッカーのワールドカップ(W杯)など肥大化を続けるスポーツイベントの現状を考えれば、今回のような汚職事件が起きることも予測できたはずだ。友情、連帯感、フェアプレーの精神をうたう五輪は本来、汚職とは最も遠くなければいけない。まして、東京五輪は「多様性と調和」という高い理念を掲げた。建前であっても「きれいごと」を守ることができなければ、もはや五輪は特別な大会とは呼べない。
招致を巡る不正工作が次々と明るみに出た2002年ソルトレークシティー冬季五輪以降、不透明な金の流れに厳しい視線が注がれるようになった。だが、今回の贈収賄容疑の構図はあまりに典型的であからさまだ。「こんな簡単に金銭授受が行われているのか?」という驚きがある。不正を防止し、歯止めを掛けるための仕組みやルール作りが求められる。
今回の汚職事件では、スポンサー獲得を巡る高橋元理事の「剛腕」ぶりが注目された。だが、なぜ高橋元理事の暗躍を許してしまったのか。そこにスポーツ界を含めて日本社会の問題があるのではないか。「やり手」と呼ばれ、声が大きく、力を振りかざす人物を止めたり、いさめたりすることができず、アンタッチャブルな存在にしてしまうケースがあまりにも多い。
さらに今回の容疑とは別に、紳士服大手「AOKIホールディングス(HD)」は高橋元理事が推薦する競技団体に選手強化費として協賛金を先払いすることで合意したというが、競技団体の関知せぬまま元理事の一存で決まっていたとすれば、まさに象徴的と言える。
何よりも許されないのは「高橋さんだったらやりかねない」として、事件を五輪ビジネスを巡る構造的な問題ではなく、個人の問題にすり替えることだ。
東京大会は組織委が6月末に解散しており、組織の問題として捉えて第三者を含めて検証することは難しい。現在、札幌市が30年冬季五輪招致を目指して活動しているが、責任の所在を明らかにするためにも大会後、数年間は組織委を存続させるべきではないか。少なくとも理事会機能は残すべきだ。
日本が再び五輪招致に名乗りを上げるのならば、経済効果などと聞き心地のよいことではなく、構造的な問題から目をそらさず、再発防止を図るための具体策を示す必要がある。【聞き手・岩壁峻】
山口香氏は奥山篤信氏著「エモーショナルな東京五輪観戦記」の推薦文を巻末にお書きになっていた。
★ 山口香 氏(元JOC理事・柔道家・体育学者)推薦。
「奥山さんの人を瞬時に見抜く感性・・・どの切り口からスポーツを語るのか、一方で奥山さんの「オリンピック評論」を読んでみたいとも思った。期待した通り、随所に奥山節とも言えるユニークで興味深い解釈を垣間見れた。・・・奥山氏が自身の目で見て、感じたことを評論している。違うフィルターを通すと五輪・パラも違った見え方がする。/奥山氏は、物事を批判的に観察し、皮肉を交えた論評が魅力だが、オリンピックの前では、こんなにも簡単に屈してしまうのかというのが私の感想である。ここには、奥山氏の内に眠る熱き思い、エネルギー、そして愛が溢れている。読み終わった後には、あなた自身が忘れていた「愛」を見つけることができるかもしれない。」
今、Amazonであと一冊、すぐに入荷予定
私もブログでご紹介していた。奥山篤信氏の最新著作「エモーショナルな東京五輪観戦記」のご案内 - ベッラのブログ soprano lirico spinto Bella Cantabile ♪ ♫ (goo.ne.jp)
★ コロナ禍の中で東京で開催された五輪で各選手たちの名勝負は真正の美を目の前に繰り広げる瞬間とその流れを芸術的感覚と歴史から見える鋭い筆致、読みやすいのに何度も繰り返し手に取りたくなり、その感覚を味わうことの快感を得る楽しさが大迫力と共に伝わる「五輪」の名著と感動する。
名選手たちの人生がその瞬間に伝わり、今も残る新鮮な感動を強烈に受け続けるのに圧倒される。
そして巻末の「推薦文」はオリンピックや世界選手権で「女三四郎」と絶賛された柔道家の山口香氏の奥山篤信論は今にも飛び出してきそうな活発で真摯な奥山氏の魅力を余すところなく伝えていて、楽しく読みごたえがある。(ブログ主)
山口香氏の著書。
ブログ主より・・・昨日、遠く紀伊半島まで父母の墓参に行き、夜遅く帰宅、クタクタになってしまった。
電車に乗っている時間の長いこと、春に行った時に美しい車窓風景が、「ウクライナ」の戦場跡と重なって感じるような恐怖感はなかった。遠い国で実際に起こっていることが、美しい日本の風景の未来と重なるのは、あの時は大変なショックで妄想であってほしいと悩んだ。今回は大雨が続いたことで当日朝、天気予報を確かめて墓参を決めたのだったが、一日かかって、夜9時半過ぎに帰宅。美しい紀伊の風景をいとおしく思った車窓であった。
次は9月の予定。
★ 作家の百田尚樹氏が「日本がこのような時、今ぜひ拡散を」と、連載続けます。
百田尚樹の新版・日本国紀#124《幕末編》第2回「言霊主義に縛られた江戸幕府は、ペリー来航に対応できなかった!」
ブログのティールーム
本日は名ソプラノ、ルチア・ポップが歌う「コジ ファン トゥッテ」(モーツアルト)から、
愉快な女中デスピーナの【女が15になったら】をどうぞ。
裕福な名門貴族の令嬢姉妹に仕えるデスピーナは、働き者で頭の回転の速い女中。
美味しいココアを淹れても自分は香りをかぐだけ、でもスプーンで一口、味見を、そこへ美人姉妹がくる。
デスピーナは偽医者になったり偽の結婚公証人になったり大忙し。
たまには仕える美人姉妹にお説教もしなくては・・・
Lucia Popp - Una donna a quindici anni (Così fan tutte, act. II, Mozart)