イスラエルガザ地上作戦／中山恭子氏の「日本は文化のプラットホームに」を思い出して

「誰も止めることができない」イスラエル側 ガザ地上作戦は“次の段階”へ 数千人避難の学校も標的 ヒズボラはハマス支持「完璧で正当な戦い」

 

ガザ地区への地上作戦で、イスラエル側は「次の段階に入った」と発表しました。避難先の学校も攻撃しています。イスラム教シーア派組織「ヒズボラ」はイスラム組織「ハマス」への支持を表明しました。
「誰も止めることができない」イスラエル側 ガザ地上作戦は“次の段階”へ 数千人避難の学校も標的 ヒズボラはハマス支持「完璧で正当な戦い」 | Watch (msn.com)

イスラエル軍　ガザで救急車を空爆 15人死亡 「ハマスのメンバーと武器を運んでいた」(2023年11月4日)





ブログ主・・・もはや手がつけられない状態だ。動画のコメント欄を見ても無責任で面白半分の投稿が目立つ。そして特定の私的youtube（プロパガンダを含む）も、困ったものだ。
あまりにも悪質な戦争、これは拡大するばかり。世界は今までよくあったように、特定の国や組織を支持しなくなっているのも当然だろう。日本は「日本としての良識ある立場」を貫く以外にはない。

こんな時、よく中山恭子・三宅博のおふたりと行動を共にした時をなつかしむ。
私ははじめて中山恭子氏とお会いした時「日本は文化のプラットホームに」という言葉に感銘を受けた。
これは本にもなり、中山恭子氏のサインを頂いた。

中山恭子氏について・・・

国際交流基金常務理事を経て、1999年7月、特命全権大使（在ウズベキスタンおよび在タジキスタン）に就任^[6]。その直後の1999年8月23日、隣国キルギスの南西部オシェ州で日本人鉱山技師4人を含む7人がIMU（ウズベキスタン・イスラム運動）と見られるウズベキスタン反政府武装グループに拉致されるキルギス日本人誘拐事件が発生する。キルギス政府に交渉を一任せよとの外務省の方針に背き、救出劇の先頭に立った。武装グループに対して影響力を持つタジキスタン政府や関係者を通じて交渉・説得を行い、人質の解放に成功する^{[注釈 1]}。

大使退任直後の2002年9月26日拉致被害者家族担当の内閣官房参与へ就任、翌10月15日北朝鮮に拉致被害者5人を出迎えた。それ以降も拉致問題に尽力し、2004年9月29日に任務を果たしたとして辞任^[7]。
・・・後に自民党に離党届を提出(受理されず除名処分)・・・私がはじめて中山恭子氏とお話をしたのはこの後だった。

今年４月に亡くなったクライン孝子氏に亡くなる数日前に東京に来るように要請され、会いに行った後、「中山恭子さんとお話をして」ということで、さっそくお話をしたが、すでに政界に戻る気はなく、スーパーに買い物をしたり本を読んだり、８３歳の今（クライン孝子さんと同年齢）ゆっくりと過ごしています、と優しい声でお話された。私は「日本は優秀な政治家を失った」と嘆いた。中山恭子氏は政界と完全に手を切り静かな日々を過ごされている。

こうして今、中山恭子氏が日本がこれからとるべき道として「文化のプラットホーム」を説かれたのが、今になって身に染みてわかる。安易な道ではないことも、そして誤解されることも。

• 『ウズベキスタンの桜』（2005年）
• 『国想い夢紡ぎ―文化のプラットホーム日本』（2011年）

中山恭子氏のプロフィール
1940年生まれ。1963年三月、東京大学文学部仏文学科卒業。1966年4月、大蔵省(現財務省)入省。四国財務局長、大臣官房審議官を務める。1993年9月、国際交流基金常務理事。1999年7月、ウズベキスタン共和国特命全権大使兼タジキスタン共和国特命全権大使。2002年9月から2004年9月、内閣官房参与。2004年4月、香川大学大学院客員教授。2005年4月、早稲田大学大学院客員教授。


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