ベッラのブログ   soprano lirico spinto Bella Cantabile  ♪ ♫

時事問題を中心にブログを書く日々です。
イタリアオペラのソプラノで趣味は読書(歴女のハシクレ)です。日本が大好き。

五輪招致でIOC委員への贈答品に“機密費” 「安倍元首相がオリンピック招致でいくらでも出せ、機密費もあるからね」

2023年11月19日 | 政治

五輪招致でIOC委員への贈答品に“機密費” “発言全面撤回”の馳知事「事実誤認に基づく部分もあり撤回します」と釈明も…どこが事実誤認かは明らかにせず|TBS NEWS DIG



都内で開かれたスポーツ振興に関するフォーラム。講演した石川県の馳浩知事は…
石川県 馳浩知事 「当時、総理だった安倍晋三さんからですね、国会を代表して、オリンピック招致には必ず勝ち取れと。ここから、今から喋ることメモ取らないでくださいね。“馳、金はいくらでも出す、官房機密費もあるから”それでIOC委員のアルバム作ったんですよ。105名のIOC委員のアルバムを作って、お土産はそれだけ。1冊20万円するんですよ」 馳知事は2013年に開催が決定した、東京オリンピック・パラリンピックの招致活動で開催都市決定の投票権を持つ“IOCの委員に対し、機密費で贈答品を渡した”と発言しました。 きょう、石川県金沢市で会見した馳知事。 石川県 馳浩知事 「私自身の事実誤認もある発言であるということで、その五輪招致に関する発言については、全面的に撤回をする」 発言についてこのように述べ、「多くの方にご心配いただいたことについて、お詫びを申し上げます」と謝罪しました。(動画の発言から)

世間知らずで常識のない安倍元総理の実態がそろそろ公にされるだろう。

世襲というのはこういう面も自分勝手で常識・良識がないのだ。
情けないやら他人事ながら恥ずかしいやら・・・

その他にフィギュアスケートの王者、羽生さんが結婚されたばかりの夫人(ヴァイオリニスト)と離婚、の記事を読んだ。羽生さんへの人気は今も続く。誹謗中傷など耐えられない異常な状態だったのだろう。
こうして「一定の集団から受ける圧力」で離婚となった。
夫人の地元では「なんという男だ、奥さんを護れないなんて。」という声があった。
これも大変なプレッシャーだろう。
しばらく時間をおいてまた元の状態にできればいいな、と願っている。
悲しいことだ。これは羽生夫妻のせいではない。
夫人のヴァイオリニストもこれでは演奏活動どころではなかったのではないか。
ふたりともこんなつもりじゃなかったのに気の毒だ。

ところで明るいニュース
フィギュアスケートのザギトワさんが飼っている秋田犬の「マサル」
こんなに大きく成長して元気!!

ザギトワさんの愛犬「マサル」の今の姿がこれだ。「ずいぶん大きくなってる!」と反響続々【画像】
ザギトワさんの愛犬「マサル」の今の姿がこれだ。「ずいぶん大きくなってる!」と反響続々【画像】 (msn.com)

 気になるのがプーチンロシア大統領に贈られた「ゆめ」ちゃんだが、今は全く報道がない。


ブログのティールーム


プッチーニ「トゥーランドット」~フランコ・コレッリとビルギット・二ルソンの歴史的名演

Franco Corelli No! No! Principessa Altera! 



コレッリと二ルソンの共演はオペラファンは格闘技に接しているような「声の勝負」に魅せられた。
2人の名歌手は「謎解きの場」でお互いの声をその信じられない力量で競い合い、いかに長く声を伸ばすか、というところで本気で勝負したからである。ある日はコレッリが勝ち、ある日は二ルソンが勝った。
コレッリは悔しくて二重唱で「二ルソンの耳をかんだ」という。
二ルソンは後々までそのことを吹聴した。残された録音も現代のオペラ界では考えられないような「両横綱」の取り組みのようだ。

他にもマリオ・デル・モナコとマリア・カラス・・・あるとき、カラスを声で負かし喝采を浴びたデル・モナコとカーテンコールに出たマリア・カラスは彼の向う脛を蹴ったという。デル・モナコはうずくまったが、彼自身は否定している。しかし観客は見たのだ。

リヒアルト・シュトラウスの「ナクソスのアリアドネ」でジェシー・ノーマンとジェームス・キングのフィナーレの二重唱は名歌手が一歩も引かない声の勝負で、これは作曲家のリヒアルト・シュトラウスがこのオペラの物語で示したようにプリマドンナとテノールの意地の張り合いが第一幕に書かれているが、なるほど・・・と思わせる。


マリア・カラスが歌うグルック「タウリスのイウゲニア」


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