ベッラのブログ   soprano lirico spinto Bella Cantabile  ♪ ♫

時事問題を中心にブログを書く日々です。
イタリアオペラのソプラノで趣味は読書(歴女のハシクレ)です。日本が大好き。

「論語」を読み始めました。

2009年03月08日 | 中国文化・歴史
永遠のベストセラーなる「論語」を読み始めました。
いやはや、もうけっこう、トゥーマッチ、どうもありがとう、なんて逃げたくなりました。
ああ、疲れた、「入門編」を買っていてよかった、本格的なものなんかノーサンキューだ、読んでいて思わず姿勢をただしたりして。

こんなのもありましたよ。
子曰、性相近也。 習相遠也。子曰、唯上知与下愚、不移。
短いから読んでいたら・・・むむ、真実だが勇気をなくしそうだ・・・
「老師の教え、人間は先天的には差はない。後天的に差が生まれてくるのだ。
老師の教え、天才と凡才とは、どのようにしてもその差は埋められない。」

ガーン、これってハッキリ言いすぎだよ、老師さん!

さらに、現代語訳で「苗の中には花の咲かないものもある。花が咲いても、実をつけないで終わるものがある。」
ふんだりけったり、じゃないか!

しかし、淡い希望をいだかせてくれるのもあります。
現代語訳「老師の教え、仁(人の道)は難しい徳であろうか。我 仁を欲すれば、すなわち仁、至る。」・・・自分がそうありたいと志せば、ただちにその境地に達するのだ。

他に、最も高い境地は「仁に依り 芸に遊ぶ」ということ、遊芸ということばがあります。
これはわかるような気がします。

「論語」はこれまで、再見!

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