西部邁「尖閣問題にいかに立ち向かうべきか」~西田昌司議員政経セミナーより
これは民主党政権の時代、怒りに燃えた激しい西部先生、しかしこれほど真剣に「尖閣」
を通じて今の日本のありかたを訴えていること、今になってよくお話が身にしみます。
6分頃から声も大きくなり12分頃は激昂、「日本社会を誰がダメにしたのか、テメエの会社が儲かればいい、社長任期は3年から5年、
テメエの任期だけ儲かればよい」というとんでもない財界人、国会では「尖閣は日本固有の領土」という虚しさ、領土は法律でカタがつくのか、などなど・・・。
今年の3月の講演では「達観」されていたのを思う。
「日本の底力を見よ」などと花見酒だ、酔いがさめれば朽ち果てる。
未来を来るものと想定するほかに生きようも死にようもない。
どう考えても「これしかない」としか思えないものを、きいてもらえなくて当然、きいてもらえたら「よかったな」と思うしかない。
★ 下記の動画は安倍政権成立前夜の動画です。
【西田昌司】 西部邁先生の新書から学ぶこと
西田昌司氏、安倍政権成立前夜で希望に満ちて語っています。
★ 西部先生の本、宮崎正弘氏は西田昌司議員がこの本を入手して動画で語っているその日に「書評」をお書きになっていた。
書評「どんな左翼にもいささかも同意できない18の理由」(西部邁 著)
宮崎正弘2012.12.25 Tuesday
腐敗した儒者が左翼だが、そうしたニッポンジンの夥しきは、グローバリズムとか規制撤廃とかの怪しげな米国製思想に洗脳されたからである。
「快刀乱麻を斬る」というより「”妖”刀乱麻を斬る」ですかね。いささか長い題名だが、中味はまさに腐敗儒者=左翼への挑戦状である。
基本的に左翼は思考停止の愚か者が多いという指摘は正確ではないのか。
文中にでてくる、その豊饒な語彙力と多彩な比喩力による辛辣批評を展開させて、この人の右に出る批評家はいない。
言葉の原義、その語彙の魔力と同一視反応、その魅力と愚かさと明瞭に提示する。そしてそれを悪用するのが左翼だ。
極左のノーム・チョムスキーが唱えた「一般意味論」は逆説的に言えば、言葉によっていかに相手を騙すかのテクニックである。
そもそも「冷戦」に勝ったのは自由陣営ではなかったのか。マルクスもレーニンも毛沢東も思想的には死滅したのではないのか。
それなのに冷戦終結以後も、日本ばかりか欧米でも、左翼の天下が続き、政治はマヒし、マスコミは依然として左翼に乗っ取られ、
経済はグローバリズムに逃げ込んだ左翼の跳梁跋扈、文化は怪しげな国際主義とやらにおかされて、日本人は脳幹をおかされ、
日本の政治も経済も本当におかしくなった。
西部氏はあえて「日本人」と述べず、本書では「ニッポンジン」と意図的に表現している。
評者(宮崎)は、こうした物語をしんみりと読むのが好きである。(以上抜粋)
★ そして本日、こんな記事が・・・
心残りは日中関係=米倉経団連会長がお別れ会見
時事通信 5月19日(月)21時0分配信
(絵はyohkanさま作画、クリックで拡大できます。タヌキの絵)
経団連の米倉弘昌会長は19日、6月3日の退任を控えた最後の記者会見で、政府に要望し続けた環太平洋連携協定(TPP)交渉への参加など、経済連携の推進を2期4年の成果に挙げた。
一方、「心残りは日中関係」と述べ、2012年9月の沖縄県・尖閣諸島国有化以降、最も心を砕いた中国との交流が一時頓挫し、いまだに尾を引く現状を憂慮した。
米倉会長の任期中の海外訪問は23カ国33回に上ったが、このうち中国への訪問は12回と突出している。尖閣問題発生直後も、少人数で北京に飛び関係改善に努めた。
米倉氏は「隣国とは相互理解を深めないといけない」と強調。
後任の榊原定征東レ会長に対し、中国、韓国との隣国外交を最優先課題として託した。
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>極左のノーム・チョムスキーが唱えた「一般意味論
生成文法は、時枝誠記氏の「入れ子文法」のパクリだと思っていますし、言語過程説もパクってるのでは? 似てるだけといってる人もいるが、まぁチョムスキーなんて極左ですからね。信用置けませんよ。
もっといえば、生成文法を日本語に適用しようとかするバカ者がいる始末。英語と日本語は違う言語だろ。アホめ。
私も色々読んだ末、三島由紀夫「文章読本」、夏目金之助「文学論」が最も日本語研究に向いている。自説通りに小説を書きすべてヒットさせていったお二方こそ実は言語学の達人です。三島由紀夫が文法本を書いたら、今の文法学者の半分は必要なかったはず。
大体言語学者なんてのは小説家のなりそこないがやる安モンの職業です。
しかもそんな安モンで極左なんぞはとっとと社会から退場すべし!!!
ところで、『太平洋の奇跡-フォックスと呼ばれた男-』視たんですが、
BELLAさんの父上は、サイパンではありませんでしたか?
ひょっとして・・・・・
極左のチョムスキーは全く油断も信用もならない男です。
こういう人物がアメリカを引っ掻き回していたのでしょうか。西部先生が激しく非難されているのは当然です。
それにしてもEdwalkerさまに教えていただくことが多いので、勉強になります。
阿倍総理にもこうしたのがバックにいるのではないか、
などと思うことも・・・竹中とか・・・。
阿倍総理は春秋戦国の「蘇秦」のごとく、「合従」を
実施しようとしていますが、いつのまにか張儀が
出現し「連衡」させて、中国共産党のアジア侵略に
手を貸す小者、公明党と手を切らないと、
「合従」は足元から崩れると思っております。