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時事問題を中心にブログを書く日々です。
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安倍総理の韓国訪問について・・・藤岡信勝氏・西村幸祐氏の見解

2018年01月27日 | 政治

★ 国会でも安倍総理は韓国のオリンピック開会式に出席し、韓国大統領と話すことを言っていた。このことについて藤岡信勝氏がお考えをお書きなので転載します。(わかりやすいように色を変えて転載しています)

藤岡 信勝

安倍首相が平昌オリンピックの開会式出席を決めた。これには、さしあたり、3つの要因が考えられる。
 第一は、自民党や公明党の幹部に韓国がロビー活動をして、安倍首相に出席を強要したこと。
 第二は、アメリカの圧力。オバマとは政権が変わったのに、またしても安倍首相にアメリカが圧力を掛けるとはとんでもないことだ。
 第三は、世論調査で59%が総理の出席を支持していると報道されたこと。しかし、世論調査はオリンピック出席だけを取り出して聞いていると思われ、判断のポイントが明示されない調査であった可能性がある。他方で、国民世論は、文政権のやり方に9割が不快感を持っているのである。だが、これは出席を決めた安倍首相には好都合であったろうと想像できる。

 モスクワ在住の有名な戦略研究家で、しばしば日本の外交政策についても発言している北野幸伯氏は、安倍首相の決定を支持するという論を展開している.。北野氏は、習近平が提唱した反日統一共同戦線の提唱に着目した理論家である。私もその説を正しいと考えているが、今度の判断は根本的に疑問である。
 北野説の問題点は、習近平の「反日統一共同戦線を無力化する」ために、日本の名誉はどんなに損なわれても構わないとする、本末転倒の空論になっていることだ。そんなことをしたら、それ自体が日本を屈服させるという、習近平の歴史戦の目的をショートカットで実現させることではないか。
 習近平の「反日統一共同戦線」に着目したことは正しいけれど、これに対抗する道は、日本が自立した国家としての威厳を貫くことである。すべてはここから始まる。北野説は根本的な錯誤に陥っているといえる。ヘタレの外務省やヘタレの日本国民にさらにヘタレを推奨する愚かな提言である。
 しかし、いずれ、こういうタイプの議論が国内からも出てくるだろう。

 そう考えていたら、ちょうど、山岡 鉄秀氏が、適切な論評をして下さったので、それを引用させていただく。そのあと、読者自身の判断材料のため、北野説を掲載させていただく。

山岡鉄秀氏のコメント

私のコメントを述べさせて頂きたいと思います。

まず、韓国は中国に操られている。これは紛れもない事実です。ストラスフィールド市における慰安婦像設置運動も、中国人が韓国人に焚きつけたものでした。失敗した後はお互いを非難しあって分裂しましたが。

狙いは日韓分断、日本の孤立、これも事実です。

だから韓国と決裂すると、中国の思う壺。これもその通りです。

さて、ここで問題です。韓国に譲歩することが、韓国との関係改善に繋がるでしょうか?

過去の経緯を観れば明らかなように、謝罪したり、配慮すればするほど関係が悪くなります。韓国は「勝った勝った」と思うばかりにどんどん傍若無人になるし、約束を平気で反故にするからです。

逆に、突き放した方が「真の友達になりたい」などと言い出して、軟化するのです。日本と断絶したら、韓国は成り立たないからです。それを知りながら、ツートラックなどと厚顔無恥なことを言っても日本なら許してくれると甘えているのです。

なので、譲歩したり折れても、この国との関係は改善しません。

その一方で、開会式に出席しなかったら、断絶に陥るでしょうか?陥りません。北朝鮮と接し、アメリカの大使が襲われるような国に行かなくても、特段敵対的な行為ではありません。「安全の観点から欠席する。成功を祈っている」と言っておけばいいのです。

北野さんが指摘するように、対立をエスカレートさせて、国交を断絶するようなことはすべきではありません。しかし、韓国に「折れた」印象を与えると、またもや失うものの方が遥かに多くなってしまう恐れがあります。

総合的に考えると、行かない方が国益のためだと思います。日韓合意同様、アメリカの圧力に屈しただけではないでしょうか。

そして、肝心なことがあります。

どんなに譲歩してご機嫌をとっても、最終的に韓国はまったくあてになりません。北野さんが指摘するように、保守政権の時代に、中国が焚きつける日本包囲作戦に喜んで乗った国なのです。

韓国人の友人が言うには、「韓国の本音は、北朝鮮と一緒になって、北の核兵器を手に入れて日本に復讐する」ことだそうです。今の極左親北政権ならあり得ないことではありません。

だから、こちらから国交を断絶するようなことはしなくても、最終的に国防ラインが38度線から対馬海峡まで下がることを覚悟せざるを得ません。それが大前提です。

韓国との関係を健全に保ちたいのであれば、むしろ、開会式には行かず、「国家間の合意を一方的に破棄するようなことをすれば、信頼関係を永久に損なうことになる。合意の順守を強く求める。スポーツの祭典であるオリンピックの成功は祈っている」と言っておけばいいことだと思います。それで断絶状態に陥ることはありません。それが最もリスクの少ない対応だと私は思います。

◇北野幸伯氏の見解    http://www.mag2.com/p/news/348046?utm_medium=email&utm_source=mag_news_9999&utm_campaign=mag_news_0126

 

★ 下記の動画は西村幸祐氏の見解です。

 

シリーズ「Weekend 西村」第177回の配信

 

安倍首相が平昌冬季五輪開会式のために訪韓した場合でも、文在寅大統領は日韓首脳会談から逃げ回ると予想される。結論から先に言うと、その場合、安倍首相が訪韓しない時より、いっそう苛酷な韓国へのメッセージが発せられるだろう。

 

 安倍首相の訪韓と東アジアの危機①西村幸祐 AJER2018.1.26(7)

 

 

 

日韓首脳、来月9日会談=平昌五輪開会式前に

1/26(金) 20:00配信 時事通信

  安倍晋三首相と韓国の文在寅大統領が2月9日、平昌冬季五輪開会式に先立ち、会場近くで首脳会談を行うことが固まった。

 政府関係者が26日、明らかにした。首相は慰安婦問題の日韓合意について、着実な履行を大統領に求める意向。北朝鮮に対する圧力維持も確認する。

 大統領は日韓合意を「重大な欠陥」と批判し、日本側が拠出した10億円の凍結など新方針を打ち出した。日本側は、合意は「未来志向の日韓関係の基盤」(首相)として追加措置には応じない立場で、首相は大統領に直接伝える考えだ。(時事通信)

 

★ 以上です。私も北野氏の意見は賛成しません。

テロも心配しなければなりません。

ところでアメリカのトランプ大統領がTPPを見直すと言い出しています。

激動の世界です。どの国も自国中心です。当然のことですが・・・。

 


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