オーケストラの後ろの方で弾くとき、
「いいオーケストラは後ろから鳴ってくるんだ」と、亡き田中千香士先生がおっしゃっていたのが、頭の中で絶えず鳴り響いている自分がいる。
オーケストラのエキストラ奏者は「後ろ」に座っている訳だから、私達がバンバン音を出してこそ、その使命を果たしているのではなかろうか、と思う訳だ。
しかし、溶け合わないのはまずい。
その頃、読売日本交響楽団は(ハープ以外)男性奏者しか入団できなかった。それで、ある一時期、エキストラの男共がゾロゾロとたくさん集まった頃があったのだが、私の耳でも明らかに、ヴァイオリンセクションの音が、ガサついて聞こえた。
おかげで、ヴァイオリンの雰囲気が悪くなり、ヴァイオリンのおじさんたちから怒られる回数が増えたのであった。
これが「溶け合わない状態」ということになるのだろう。これならば、音量減らして、の方がマシだ。
だから「溶け合う音」で大きな音、これが理想ということになるだろう。
「いいオーケストラは後ろから鳴ってくるんだ」と、亡き田中千香士先生がおっしゃっていたのが、頭の中で絶えず鳴り響いている自分がいる。
オーケストラのエキストラ奏者は「後ろ」に座っている訳だから、私達がバンバン音を出してこそ、その使命を果たしているのではなかろうか、と思う訳だ。
しかし、溶け合わないのはまずい。
その頃、読売日本交響楽団は(ハープ以外)男性奏者しか入団できなかった。それで、ある一時期、エキストラの男共がゾロゾロとたくさん集まった頃があったのだが、私の耳でも明らかに、ヴァイオリンセクションの音が、ガサついて聞こえた。
おかげで、ヴァイオリンの雰囲気が悪くなり、ヴァイオリンのおじさんたちから怒られる回数が増えたのであった。
これが「溶け合わない状態」ということになるのだろう。これならば、音量減らして、の方がマシだ。
だから「溶け合う音」で大きな音、これが理想ということになるだろう。
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