その後の『ロンドン テムズ川便り』

ことの起こりはロンドン滞在記。帰国後の今は音楽、美術、本、旅行などについての個人的覚書。Since 2008

ロンドン とある若手起業家との打合わせ

2009-03-25 08:34:46 | ロンドン日記 (日常)
 今日は弊社のパートナー企業であるスペインのA社と第1四半期の総括と第2四半気に向けての活動計画について打ち合わせをしました。A社は設立から5年程度のベンチャー企業で、今日は創業者である社長と技術担当役員が会社のあるスペインからロンドンまで来てくれました。
 
 社長、役員と言ってもまだ30歳そこそこの若手経営者です。彼らと会うのは今回が2回目ですが、前回はあいさつ程度でしたから、真面目な話をするのは今日が初めてです。

 若いと言ってもさすが自分で起業して、苦労してきただけのことはあります。次から次へと、業務の提携案や改革案を提案してきます。その発想力や決断の速さは、長年日本企業という箱の中で組織の一員としてじっくりと働いてきた自分にはなかなか及ばないところであり、感心するとともに、非常に刺激になります。

 当り前のことですが、互いの強み、弱みを把握し、自分の弱いところは徹底的にパートナーなどのネットワークを活用して補い、競争上の優位性を確保する。したたかな若手起業家との半日でした。

 2008年3月24日 
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映画 『ノッティングヒルの恋人』

2009-03-25 07:45:24 | 映画
 TVで『ノティング・ヒルの恋人』(原題は"Knotting Hill")を見ました。日本でもずいぶん人気があったこの作品ですが、私は初めてです。ロンドンの西エリアのノティング・ヒルを舞台に、冴えない本屋の店主(ヒュー・グラント)とハリウッド女優(ジュリア・ロバーツ)が恋に陥るという、ロマンティクコメディです。

 ロンドンを舞台にしているので、シーンのいたるところが分かるのが面白いです。ノティング・ヒルはアパートが決まるまで滞在していたホテルの近くにあったので、数回ぶらついたことがあります。
 
 映画としては、評価の分かれる映画と思います。私としては、ジュリアロバーツ、ヒューグラントをはじめとして各役者さんが非常に良い味を出していて良いし、音楽もおしゃれと思った反面、ストーリーは「ちょとあり得ねえだろう」
という感じで、ちょっと中途半端な印象です。

 ヒューグランが演じるウイリアムが実家の家族と会話のシーンが、イギリスの家庭をさりげなく切り取っているのですが、残念ながら英語は半分くらいしか分かりませんでした。妙に真面目なところがあったり、現実離れしたところがあったりで、どっちかにしてくれれば、僕的にはもっと良かったのですが。

 全体としては、良くできた映画だと思います。(★★★☆☆)

3月21日
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