私事で愛知県一宮市に出かける用事があり、当地で一泊した。恒例の旅先の朝ジョギングで、地名の由来となっている尾張の一宮である真清田神社(ますみだじんじゃ、眞清田神社)まで走った。JR一宮駅(または名鉄一宮駅)から2k程度の距離である。
社殿は第2次世界大戦の米軍による空襲で焼失し、戦後、再建されたものだが、一宮というだけあって立派なものである。本殿・祭文殿(さいもんでん)などは神社建築としての造形を評価され、国の登録有形文化財に登録されているとのことだ(Wikiより)。朝7時というのに、地元の人達が熱心に祈る姿が見られる。雲一つない青空から朝日が照らす朝の神社は実に神々しい。
境内をぶらついた後は、更に3K弱走って禅林寺なる寺に向かった。ホテルの部屋に置いてあったエリアガイドによると、国の重要文化財指定を受けている木造薬師如来坐像があるらしい。何とかお目見えできないかしらと思い走る。
一宮市の風景はまっ平らで、むか~し住んでいた埼玉に似ている。戦国時代は織田の領地だったところだろう。朝の7時過ぎから重要文化財の見仏は難しいだろうなあとは思ったが、案の定、特別の収納庫に収まっている薬師如来様とのご対面は叶わなかった。
〈平らでまっすぐな道路が続く>
〈まだ薬師如来様はお休み中〉
知らない土地でもiphone1つあれば、地図アプリのM経路案内で道に迷うこともない。便利な世の中になったものだ。
〈大江川という小川〉
2019年10月4日