フグさんの雑記帳

さいたま市の荒川河川敷を主なフィールドとして四季を綴っていきます。

田島ヶ原サクラソウ自生地はスイバ、オギが勢力を増しています

2010年04月15日 12時19分07秒 | Main
サクラソウ自生地全体はますますスイバが目立ち、オギも伸び始めてサクラソウは相対的に低くなってしまい、スダレ越しが多くなった。
18日のさくら草祭りはまたノウルシの緑とノカラマツ、そしてスイバ、オギが主役になりそうだ。


伸び始めたオギとスイバにサクラソウは隠れ気味。遠景はさくら草祭り用のテント

14日の朝、10裂片のサクラソウの花が無かった。場所を間違えたのかと思ったが、確かにここと思いよ~く見ると裸の雌しべが2本あった。「花は?」とその下の方を見ると合弁花の花らしく長い花筒を見せて落ちていた。3日に見つけたので少し前から咲いたとしても約11~12日の花の命だった。


左斜め上が2本の雌しべ、萼は8裂。下は1本の雌しべと5裂の萼

お昼頃に9裂の花が見つかった。こんども10裂かと思ったが中心の白い目の部分は9つで9裂片のようだ。そして柱頭は1個のようだ。


一つの株での量的変化は遺伝情報を変えない環境変異、彷徨変異というようだ
白い目は9つ。中に覗いているのは一つの柱頭のようです