フグさんの雑記帳

さいたま市の荒川河川敷を主なフィールドとして四季を綴っていきます。

サクラソウ自生地では絶滅危惧種が実をつけ、花を開いています

2010年05月18日 07時35分34秒 | 花の和名
田島ヶ原サクラソウ自生地はヨシが鋭く空に向かうような茎を突出させ始め、全体的には1.5メートルくらいのヨシ原になっている。
サクラソウはほとんど姿を消し観察路の縁側にはカヤツリグサ科のアゼスゲ(畦菅)やエナシヒゴクサ(柄無肥後草)そして絶滅危惧IA類(CR) のトダスゲ(戸田菅)が面白い形の果胞をつけている。


果胞と茶色の鱗片が面白い模様のアゼスゲ
エナシヒゴクサ


トダスゲは果胞が膨らんで別名のアワスゲのようです

そしてまた絶滅危惧IB類(EN)のセリ科のエキサイゼリ(益斎芹)や同じ絶滅危惧IB類(EN)のアカネ科のハナムグラ(花葎)も小さな白い花を開いている。


エキサイゼリは実も付けています


ハナムグラ